公式戦(8月26日、カープ4-2DeNA、横浜スタジアム)
広島は先発・野村が佐々岡監督に記念の白星を贈った。前夜はサヨナラ負けを喫したが、嫌なムードを振り払う快投。今季最長タイの8回を2失点にとどめ、3勝目を挙げた。
この日は指揮官にとって53歳の誕生日。「誕生日だと分かっていたので、勝ってお祝いができればと思った。球数を少なく、ゴロを打たせて取る。自分らしい投球ができた」と充実感を漂わせた。
試合前には開幕から中軸を担ってきた西川が、コンディション不良によって登録抹消。穴を埋めるように松山が先制、勝ち越し打と計3打点、4番の鈴木も9回に貴重な14号ソロを放った。
最後は抑えのフランスアが3者三振で締め、最下位も脱出し、ヤクルトと替わって5位に浮上。佐々岡監督は「きょうは祐輔(野村)だね。言うことはない。誕生日というより、チームが勝てたことが一番うれしい」とウィニングボールを握った。
(※引用元 スポーツ報知)