公式戦(8月29日、カープ5-6阪神、マツダスタジアム)
エースが、藤浪との3年ぶりの投げ合いでまさかの大炎上だ。広島・大瀬良が3回7安打5失点で早々と降板した。
「藤浪くんは相当な気持ちでマウンドに上がってくる。それに負けないようにしっかりと対峙(たいじ)して投げ勝ちたい」
前回22日の巨人戦(マツダ)は8回5安打2失点で今季チームトップタイの5勝目を挙げた右腕だったが、二回に味方の守備の乱れでリズムを崩した。
サンズ、大山の連打などで1死二、三塁のピンチを招き、梅野を打ち取ったが一塁・松山が間に合わないタイミングで本塁送球し、野選となる。
なお一、三塁で小幡に一塁線へのバント適時打を決められ、打球を処理した松山の一塁への悪送球も重なり、この回3点を失った。
2015年、前田健太(現ツインズ)との合同自主トレで一緒になり、現在も親交が続く藤浪との投げ合いは、2017年8月16日の京セラドーム以来。
そのときは二回の打席で左腕に死球を受けたが、直後に笑顔で対応して話題に。投げても5回2/3を7安打2失点と白星を飾ったが…。
0-3の三回には木浪、糸井、サンズの3連打で1点を失い、なお2死満塁では小幡の二塁適時内野安打で5点目を失った。
三回1死の打席で代打を告げられ降板。
コンディション不良で緊急降板した7月26日のDeNA戦(横浜)の2回5失点に次ぐ今季2番目に早い降板となった。(柏村翔)
(※引用元 サンケイスポーツ)