公式戦(10月4日、カープ6-4ヤクルト、神宮球場)
広島が6―4でヤクルトを下して今季3度目となる3連勝。8月の巨人戦以来今季2度目の同一カード3連戦3連勝を飾り、借金を10に減らした。5位を争う広島との直接対決3連戦に3連敗を喫したヤクルトは、リーグ一番乗りの今季50敗目。今季ワースト更新の借金16となった。
広島は初回に2死一、三塁のチャンスをつかみ、捕逸で先制。1―1で迎えた3回には田中広の9試合ぶりとなる7号ソロで勝ち越した。
5回には田中広の右越え二塁打から会沢の右前2点適時二塁打、長野の中前適時打で3点を追加。5―2で迎えた7回には鈴木誠が5年連続20本塁打達成となる4試合ぶりのソロ弾を左中間スタンドに叩き込んで突き放した。
投げては今季3度目の先発となった中村祐が5回3安打1失点と好投。2018年5月1日の巨人戦(マツダ)以来887日ぶりのプロ通算9勝目をマークした。
今季初登板だった9月20日のヤクルト戦(神宮)でいきなり25年ぶりプロ野球タイ記録となる初回先頭打者から浜田、青木、山田哲に3者連続本塁打を浴びると、5回途中には左足がつるアクシデントにより降板。
9月27日のDeNA戦(マツダ)でも梶谷に初回先頭打者アーチを被弾し、2試合連続での初回先頭打者アーチ被弾は球団では1979年の北別府学以来41年ぶりという不名誉な記録を樹立したが、3度目のマウンドで待望の白星をつかんだ。
ヤクルトは0―1で迎えた2回、先頭・西田の2試合連発となる6号ソロで一度は同点としたが、先発したドラフト2位ルーキー右腕・吉田喜が5回途中5失点KO。
6回には主砲・村上に2年連続20号となる右越えソロ、9回には代打・中山に左越え4号2ランが飛び出したが及ばず、空砲に終わった。
(※引用元 スポニチアネックス)