
元広島で野球解説者のの前田智徳さんが、30日に更新された元中日・川上憲伸さんのYouTubeチャンネル「川上憲伸 カットボールチャンネル」に出演。プロ野球の「投高打低」の問題点を鋭く指摘した。
今季はセパともに首位打者争いが低調で、30日時点で打率3割超えは広島・小園の3割6厘のみ。パは2割9分9厘の牧原大と2割9分5厘の柳町のソフトバンク勢が争っている。
川上さんから「これは何が起きてるんですか? ただ、ピッチャーがいいだけで、そうなるんですか?」と振られた前田さんは「そういう問題じゃなくなってきた。ピッチャーだけの問題じゃない」という。
「例えば下位に低迷しているチームであれば、相手チームは勝ちパターンのピッチャーがどんどん出てくる。そういうピッチャーと対戦するんでそんなに打てない」と前田さん。リードされる展開が多くなる下位チームは、相手の勝ちパターンの投手と対戦せざるをえなくなる点を挙げる。
投手のレベルが上がっているという指摘については「スピードも上がったかもしれないけど、それなりにバッターもそういう練習をする」とスピードボール対策は可能とし、「打者の技術。理論が変わっているじゃないですか。フライボールから流れてきて、角度を付ける打ち方をやりすぎると、速い球を打てなくなる」と打撃のトレンドがマッチしていないと分析。「速い球を打てないのは、より打てないフォームで速い球を打とうとしている」と理由を解説した。
さらに自身の現役時代を振り返って「2割8分だったら(年俸は)当然ダウン」「3割1分ナンボ、21本でダウンと言われたんですから」と苦笑いし、「3割2~3分で勝負してほしい」「3割切ったら、なしにしないと」と、プロにふさわしい首位打者争いを期待した。
(※引用元 中日スポーツ)