
元読売ジャイアンツの萩原康弘氏が1日、YouTubeチャンネル『よしひこチャンネル』に出演。広島東洋カープ移籍時の裏話を語った。
移籍決めた古葉さんの言葉
巨人V9戦士の1人で、70~75年まで活躍した萩原氏。6年のプレーを終えトレードを告げられ、当初は引退を考えていた。
しかし、当時の広島監督だった古葉竹識さんから「ぜひ君と一緒にやりたい」という熱い言葉を受け、移籍を決意。慣れない土地での再出発を決めた。
広島に移籍し、球団との契約交渉に臨んだ萩原氏は、巨人時代の契約書を提示。ここで、両球団間の待遇の“実態”が明らかに。
2軍選手と同額だった
巨人時代の年俸を知った広島の球団関係者は、「これ…萩原君の給料?」「ほんとにこれでやってきたの?」と契約書を何度も見返したという。なんと、萩原氏が巨人から受け取っていた給料は、当時の広島の2軍選手と同等の金額だったのだ。
その時のことを回顧しながら、「『これでも(巨人には)月2万円上げてもらってきたんですよ!』と言ったら、クスクス笑われた」と告白。
しかし、広島側の代表は「これじゃあ野球ができんじゃろう」と大幅な昇給を提示してくれたという。当時は数万円のアップが相場だっただけに「すっげーなカープと思って」と衝撃を受ける。
さらに驚かされたのが、トレード時の引っ越し費用。
引っ越しで100万円支給
当時、球団間で定められた引っ越し費用は30万円。しかし、移籍手続きを進めるなかで、広島側は「東京から広島で、30万円じゃ引っ越しできんじゃろう」と萩原氏の生活を気遣ってくれて、最終的に100万円支給されたという。
選手の生活を尊重する人情味溢れる太っ腹な対応は、「頑張らなきゃいけない」と萩原氏のモチベーションを大きく向上させたと話した。
栄光の巨人V9戦士の1人であっても、当時の給料は決して恵まれていなかったという、知られざる苦労が垣間見えた。好待遇を受けることができるのは、ほんの一握りの選手なのだとあらためて感じた。
【今回の動画】当時の給料を告白
(※引用元 Sirabee)