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今季も死球で乱闘騒ぎが続出…死球で『選手生命』を絶たれた選手列伝

2024年10月6日

今季も死球で乱闘騒ぎが続出…死球で『選手生命』を絶たれた選手列伝

9月14日の広島対DeNAで、秋山翔吾(広島)への死球がきっかけで乱闘騒ぎが起きるなど、今季も死球をめぐるトラブルが相次いでいる。打者にとって死球は、一歩間違えば選手生命にもかかわる重大なアクシデントだ。過去を振り返ると、死球によって引退に追い込まれた選手も存在する。【久保田龍雄/ライター】

折れた骨をボルトでつなぐ大手術

清原和博に抜かれるまで通算死球数がトップだった竹之内雅史もその一人である。1979年、田淵幸一、古沢憲司との2対4の大型トレードで若菜嘉晴、真弓明信らとともに西武から阪神に移籍した。開幕から20試合で15試合4番を務めるなど、打率.282、25本塁打、66打点を記録した。右足を極端に三塁方向に踏み出し、バットを担ぐ個性的なフォームと、死球を恐れず果敢に向かっていく打撃スタイルから、“特攻隊”の異名もとった。

だが、81年5月10日のヤクルト戦で、松岡弘から右手首に通算166個目の死球を受け、尺骨を骨折したことが、選手生命に重大な影響を与える。

折れた骨をボルトでつなぐ大手術を経て、「これがホントの筋金入りの腕さ」と自らの苦闘を冗談に変えて8月に戦列復帰も、同年はプロ入り後初めて本塁打ゼロ、打率.173と成績を落とした。オフにボルトを外すために再入院したとき、初めて「引退」の2文字が脳裏に浮かんだが、安藤統男監督ら周囲の説得もあり、「このまま辞めたら踏ん切りがつかない」と再挑戦を決意した。

だが、選手生命を賭けて臨んだ翌82年も、開幕から5月8日の大洋戦まで主に代打で14打数2安打と結果を出せず、同15日の巨人戦では、同点の9回1死満塁で二飛に倒れた。そして、「もう1度チャンスをください」と安藤監督に直訴してラストチャンスに賭けた同19日のヤクルト戦でも、1点を追う7回1死二塁のチャンスに三振に倒れると、「私一人いることでチームに迷惑をかける。若い選手を使ってください」と引退を申し出た。

15年間の現役生活で計7度にわたってシーズン最多死球を記録した37歳の“死球王”は、5月21日の引退会見で「悔いはないよ。死球で肋骨を折って、復帰直後の大洋戦(1980年7月5日)で遠藤(一彦)からサヨナラ二塁打を打ったことが一番の思い出」と語っている。

頭部への死球で「頭痛、吐き気、めまい」などの後遺症に

死球の後遺症に苦しんだのが、広島時代に首位打者、阪急時代に打点王を獲得した水谷実雄だ。

1983年、加藤英司との交換トレードで広島から阪急に移籍した水谷は、打率3割をマークしながらトレードに出された寂しい気持ちと、移籍後の貢献度を比較される加藤への対抗意識をバネに、自身初の130試合フル出場を達成。打率.290、36本塁打、114打点の好成績で、35歳にして初の打点王に輝いた。

だが、翌84年3月31日の開幕戦、ロッテ戦で2回の2打席目に土屋正勝から左側頭部に死球を受け、負傷退場。当初は「三半規管打撲で2、3日の静養」と発表され、5月26日の西武戦で復帰後初安打となる本塁打を放ったが、頭痛、吐き気、めまいなどの後遺症に苦しみ、打率.181、3本塁打、20打点に終わった。

翌85年5月、入院して徹底治療をした結果、頭部の後遺症は良くなったが、「その後の練習で肝心の体力、気力が回復してこなかった」と現役引退を決めた。

シーズン最終戦、10月18日の南海戦、7番DHで出場した水谷は、4打数無安打ながら、左翼線ギリギリの大ファウルとあと数メートルでスタンドインという大飛球を放ち、「もう1年、キャンプからやり直したら」と惜しむ声も出た。

引退会見では、「まあ、あれ(死球)が引き金にはなったけど、自分にもっと力があれば、もう一度バリバリやれるようになっていたでしょう」と最後まで相手投手への気遣いを見せていた。

左手首に死球を受け骨折した広島・前田智徳

アキレス腱断裂などの大けがを乗り越え、通算2000安打を達成した“天才打者”前田智徳(広島)も、死球が引退への引き金となった。

2013年4月23日のヤクルト戦、この日まで9打数4安打と当たっている41歳の代打の切り札は、1対1の8回2死一、二塁の勝ち越し機で打席に立った。

左翼席の広島ファンが「前田!前田!」と大合唱するなか、1ボールから江村将也の2球目の変化球が内角をえぐり、ヒヤリとさせられたが、前田はのけぞるようにして避け、ボールはバットのグリップに当たってファウルになった。

そして、2-2からの5球目、内角直球が再び前田を襲い、今度は左手首を直撃した。前田はボールが当たった部分を抑えながら、怒りの表情でマウンドに向かい、たちまち両軍入り乱れての乱闘劇に発展。広島・古沢憲司コーチがヤクルト・荒木大輔コーチの胸ぐらを掴んで退場処分になった。

左尺骨骨折で全治2、3ヵ月と診断された前田は、手術後、復活を目指して懸命にリハビリに励んだが、「骨が修復するまで2ヵ月くらい」の復帰プランを立てたにもかかわらず、思うように回復が進まない。シーズンも終盤に入る8月末ごろ、「さすがに今回は無理かな」と思いはじめ、9月27日に引退を発表した。

10月3日の中日戦、8回に代打で現役最後の打席に立ち、投ゴロに倒れた前田は「故障だらけの野球人生だった。この広島で、カープと一途に野球ができたことを誇りに思う。これから強いカープとなり、未来が明るいことを願って引退する」の言葉を残して24年間の現役生活に別れを告げた。

死球は当たりどころが悪ければ、前出の3選手のように引退に追い込まれるだけではなく、掛布雅之(阪神)や井上真二(巨人)のようにその後の野球人生に暗い影を落とした例も少なくない。投手はプロの自覚をもって一層コントロールを磨き、打者は死球の避け方を上達させることによって、不幸なアクシデントを回避できるよう願うばかりだ。

(※引用元 デイリー新潮

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