
元巨人ヘッドコーチの元木大介さんが12日、自身のYouTubeチャンネルを更新。プロ野球で乱闘が減ったことについて、意外な理由を挙げた。
元木さんは「わかりやすい理由は侍ができたからです」と野球日本代表「侍ジャパン」の編成が大きく影響していると指摘した。「各球団のトップクラスの選手がみんなが連絡先を知って、仲良しになって」と選手が球団を越えて親交を深めている点を挙げ、「昔はその辺がバチバチだったから。俺ら若手の時もバチバチにならないといけない時代だったから」と自身の現役時代を振り返った。
若手の頃は携帯電話がまだ普及していなかったというが、「相手選手の連絡先なんか誰も知らなかった。携帯持ちだしてからでも、連絡先交換とか、終わってから食事とかも一切なかった。オフに会うこともなかった」。母校・上宮高の先輩、後輩でさえ食事をともにしたことがないという。「ファンの人が見てたら、『あれ、こいつら仲良しじゃん』と思われるのも嫌だった」とその理由を明かした。
それでも時代は変わり、「デッドボール当てても、LINEで『ごめんね』っていう時代だからさ。それはいいんじゃないの。乱闘がいいっていうわけじゃない。今の時代に合った野球だから。ただ、グラウンド出た時は命がけでやってますよっていうことを見せてくれれば何てことない」と認めつつ、「頭部なら『ごめんね、大丈夫?』っていうのはわかるけど、腕とか背中とかに当てて『昨日すみませんでした』って。いやいや、いらないよ、それはって思ったけど、今みんなやるもんね、時代だね」と複雑な思いものぞかせた。
「目に見えないルールは変わってるんでしょうね」と球界の不文律も変わってきているとし、「そういうことを見てない選手たちがプロ野球選手入ってきているから。乱闘とかビックリするんじゃない、逆に。俺、しょっちゅうあったからさ。試合前から『今日もあるな』っていう雰囲気もあるし。乱闘の仕方も知らないんじゃない? 止める振りしながら足で蹴るとか」と笑いながら話した。
(※引用元 中日スポーツ)