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レギュラー争いでは終わらない、佐々木泰の「チームを背負う覚悟」!

2026年2月19日

レギュラー争いでは終わらない、佐々木泰の「チームを背負う覚悟」!

昨年は、入団前に痛めた右肩痛の影響で二軍スタート。今年は1月31日、一軍のキャンプ地・宮崎県日南市に足を踏み入れた。「1年経験して、いろいろ悔しい部分もたくさんありました。それを今年にぶつける気持ちでずっとやってきたので、楽しみというのが一番大きい」と前を向いた。

【レギュラー争いは横一線】

今年の広島の春季キャンプは、「横一線」の争いとされる。野手では昨季二冠(首位打者、最高出塁率)の小園海斗と、本塁打、打点でチームトップだったサンドロ・ファビアン以外はレギュラー白紙。佐々木が主戦場とする三塁も空席状態である。

ただ、その視線の先にあるのは、単なるレギュラーポジションではない。

「『佐々木が引っ張る』というイメージを持ってもらえるような存在感を出したい。もちろん、グラウンドでの打撃や守備だけでなく、そうした部分も含めて示していきたい」

それだけの覚悟を胸に、プロ初の一軍春季キャンプを過ごしている。

その強い気持ちは、スイングにも表れている。キャンプが始まって以降、バットを握れば常にフルスイング。ティー打撃でも、打撃投手やマシン相手でも、コンタクトを意識した当てにいくようなスイングはしない。

「1スイング、1スイングを常に強く振れる体力や筋力をつけていかなきゃいけないと思ってやっている」

目先の結果だけを追い求めてはいない。目の前のスイングとともに、その先にある理想の打撃を追い求めている。

キャンプ初日の特有の疲労度が出る2日目も、力強いスイングから9本の柵越えを記録した。多くの選手が詰まらされていた高速マシンに対しても、初球から自分の間合いできっちりと捉えた。

「(キャンプ初日の)昨日は少し力んでいたんですけど、今日はわりと自分の間合いで打てたかなと思います」

快音とともに鋭く上がった弾道に、スタンドのファンからは大きな拍手を受けていた。

【プロ1年目は本塁打ゼロ】

昨年の今頃は、一軍の天福球場から約5キロ離れた東光寺球場にいた。一軍ほどファンがいない静かな球場で黙々と汗を流した。オープン戦に入って一軍に合流するも、左太もも裏の肉離れで再び離脱。5月に初昇格を果たすも、今度は肋骨の疲労骨折で戦線離脱を余儀なくされた。

ケガによる離脱を繰り返しながら、8月12日の再昇格からは片鱗を見せた。スタメン出場した49試合のうち、無安打に終わった試合は12試合と、コンスタントに安打を積み重ねた。打率.271を記録し、対応力の高さを示した。

たしかな手ごたえは得たが、同時に悔しさも残った。プロ初本塁打は持ち越しとなり、オフにはメディアの前で「単打マン」と自嘲気味に表現することもあった。長打力は佐々木の持ち味でもある。

昨季終了後に打撃のイメージを変えた。昨季までは球にスピンをかけて飛ばす打ち方を求めてきたが、「自分は球を乗せて飛ばすタイプという感覚があったので、左脇を空けないように」とスイング軌道に乗せて飛ばす意識に変えた。新たな打法を習得するため、基盤となる下半身を中心に筋力を強化してきた。

覚悟は行動にも表れる。自主性が重視される今キャンプは、練習前の特打や特守などの早出練習がなく、ピックアップされた4人前後の選手がウエイトトレーニングをするのみ。参加全選手でのウォーミングアップが始まるまでは、各自の自由度が与えられている。佐々木はウエイトトレーニングに指名されなかった日は、同期の渡辺悠斗とともに特打を行なってきた。

レギュラー白紙のチーム状況は、中軸不在の憂いの裏返しでもある。佐々木への期待値が上がっているのは、そういった芯の強さにもある。

それはプロデビュー戦からも感じられた。最近はデータに頼る機会が増えていることもあるのか、三振直後や凡打後に白い歯を見せる場面が散見されるが、佐々木はほとんどグラウンドで歯を見せない。

記者の記憶に残っているのは、デビュー戦となった5月20日のヤクルト戦。勝ち越した直後の一死二、三塁で迎えたプロ3打席目にランバートの前に空振り三振を喫した直後だった。天を仰ぎながら一瞬、やや表情が緩んだのが見えた。数日後、本人に理由を聞いてみた。

「悔しかったのは、もちろんありました。ああいうチャンスの場面で打席に立てていたのもあるかもしれませんが、チャンスでフライアウトや凡退はあっても、三振は少なかったので……一軍のレベルを痛感したというのがありました」

一軍に昇格するまで、二軍では得点圏で巡ってきた打席は10度あり、8打数4安打で打率.500。三振は一度もなかった。狙い球が外れたわけでも、照れ隠しの笑みでもない。ただ純粋に、高いレベルに身を置く自分自身への高ぶりだった。

心なしか、春季キャンプに臨む佐々木からも、あの日と同じような高揚感が感じられる。ここから、チームを背負う者になるための戦いが始まる。

(※引用元 web Sportiva

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