カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

「送りバント」は最善か…NPB公式データ「むしろ得点機は減った」

2025年5月25日

「送りバント」は最善か…NPB公式データ「むしろ得点機は減った」

延長11回、無死一・二塁という絶好機で打席に立った広島カープの2024年ドラフト1位・佐々木泰はこの日のヤクルト戦でプロ初安打を含む2安打を放ち、チームに勢いをもたらしていた。

しかしこの場面で新井貴浩監督が選んだのは「犠打」。アウトひとつを献上することで、走者を進塁させる作戦だった。ゲッツーのリスクを避け、得点機会を確実に積み上げる手堅い戦術。しかしこれが失敗に終わり、一打サヨナラを期待したファンは天を仰いだ。

5月22日のこの試合、佐々木の調子は非常に良く、青山学院大学時代に大舞台で見せた勝負強さを考えれば、バット勝負を託すのが理にかなっていたのでは、と思う。今となっては、ただの結果論にすぎないが…。

ではこの場面でのバントは、本当に最善の選択だったのか。NPB公式の試合データに基づく「Run Expectancy Matrix(REM)」(イニングが終わるまでに平均して何得点できるかを示した統計表)を参照すると、犠打の効果は思ったほど大きくないことがわかる。

無死一・二塁の場合、残りの攻撃チャンスにあらかじめ期待できる得点は「1.378」。犠打で走者を進めた場合、一死二・三塁となるが、その場合は「1.313」。一見、確実に進塁できるものの、実際には得点機をわずかに減らしてしまうのだ。

さらに「少なくとも1点を取れる確率」は、無死一・二塁で約72%、一死二・三塁では約71%。ほぼ同じとはいえ、1%の減少が認められ、イニング残りで得点するチャンス全体の価値は上がるどころか、下がる。むしろ無死のまま佐々木に勝負を託せば、サヨナラ打など一打逆転のシナリオを引き寄せる可能性があった…と思ってしまうのだ。

奇しくもこの日、仙台では広島がドラフト会議でくじを外した楽天の宗山塁が、同点の9回一死三塁の場面で中堅へのサヨナラ犠牲フライを放ち、劇的な勝利を演出している。

佐々木の将来を考える上でも、次のチャンスにはデータを踏まえた果敢な打撃起用を…と新井監督に注文をつけたくなるのだった。(ケン高田)

(※引用元 Asagei plus

関連記事

チームは家族…だが、新井監督が抱える「ベテラン2人に戦力外宣告」

「あの惨状再び」で今季はサヨウナラ…もうカープより広陵高校でしょ

7月の広島カープは、まるで昨年の悪夢をなぞるような、暗いトンネルの中にいる。勢いを失ったチーム、崩れゆく戦線、揺れるファン心理…。今、再び「広島燃ゆ」の言葉が現実味を帯びてきた。 2024年9月4日に …

「中村奨成に女性説?」X民が困惑、なぜ誤解…金久保優斗を巡り

「中村奨成に女性説?」X民が困惑、なぜ誤解…金久保優斗を巡り

広島の中村奨成外野手(26)を巡りX(旧ツイッター)上で思わぬ誤解が生じ、困惑の声が広がっている。 30日発売の「週刊アサヒ芸能」で報じられた、中村とヤクルトの金久保優斗投手(25)が絡む内容を拡散し …

九里の人的補償を大胆予想「もし、外れていたとしたら考えると思う」

九里の人的補償を大胆予想「もし、外れていたとしたら考えると思う」

広島から海外FA権を行使した九里亜蓮はオリックスに電撃移籍を果たした。 今季開幕投手も務めたタフネス右腕がリーグが変わることで、再びどんな投球を見せるのか注目となるが、九里移籍に伴い、オリックス側が作 …

Archives by Month

新着記事