
10月4日、5日はプロ野球にとって「要注意日」だ。失礼ながら、今シーズン限りでの監督退任が囁かれているのはヤクルトのほか、広島、DeNA、ロッテ、楽天、日本ハムの計6球団。
大半の球団は成績不振が理由だが、日本ハムの新庄剛志監督はちょっと事情が違う。昨年のクライマックスシリーズ前に、
「今後の戦い次第で完全燃焼させたら、一気に消えてしまうところはある。責任を果たしました、ってなるかもしれない」
と発言しているのだ。
額面通りに捉えれば、チームを優勝、日本一に導けば自身の役目は終わった、と。ファンはもちろん、球団も必死に引き止めるのは間違いないが、このままソフトバンクの逃げ切りを許してしまうことが残留に直結するのは、新庄監督の美学ではないはず。
逆転優勝を達成し、かつ残留となるのが最高の結果だが、監督の進退が懸念されている6球団のうち、CS進出が消滅、あるいは危ういのは、ヤクルト、広島、ロッテ、楽天。順調に公式戦を消化していけば、広島、ヤクルトの最終戦は10月4日で、楽天とロッテが5日だ。
この4球団は、前任監督の退任が発表されたのはペナントレース最終日で、その数日後には新監督を発表していた。つまり、この4球団の監督退任の噂が本当なら、10月4日と5日の最終戦で「激震」に見舞われる、というわけだ。
「退任」の噂に直接、結びつけるわけではないが、こんな情報も聞かれた。
「広島の新井貴浩監督の契約は『1年ずつ』の更新です。楽天は球団創設から20年で10人が指揮を執りましたが、うち6人が1年で退任しています」(球界関係者)
2023年オフ、広島の松田元オーナーは新井監督との契約について聞かれ、
「基本的に5年を考えている」
と答えていた。
「世代交代の過渡期にあり、一時的に苦しい状況となることは承知している、とも解釈できます」(地元メディア関係者)
とはいえ、前任の佐々岡真司監督は3年で退いている。「続投」であれば、ペナントレース最終戦前に宣言してもらいたいものだ。
「心配なのは、楽天の三木肇監督です。『1年での交代』となれば、自身2度目。若手を積極的に起用しているので、地元ファンは応援しています」(スポーツ紙記者)
こういう噂が出るのは、セ・リーグで阪神の独走を許し、パ・リーグも2強4弱の図式になってしまったからだ。10月4日、5日の激震予想が外れてくれたらいいのだが…。(飯山満/スポーツライター)
(※引用元 Asagei plus)