カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

先発候補から抜け出すのは誰?気になる栗林の『起用法』と小園の開花

2021年1月28日

先発候補から抜け出すのは誰?気になる栗林の『起用法』と小園の開花

「球春到来」。2月1日、2021シーズンのプロ野球キャンプがスタートする。コロナ禍でまだまだ不透明なところも多いが、この時点は全球団が“横一線”、どのチームも優勝のチャンスがある。だからこそ、春季キャンプではそれぞれの「長所」と「課題」をいかに伸ばし、解決していくのかがカギを握る。各球団の“見どころ”を探っていこう!

即戦力投手の多数加入による先発ローテ争い

キャンプ最大の注目ポイントは、ドラフト上位を即戦力投手で占めたことで激化が予想される、一軍への生き残りをかけた投手陣の争いだろう。中でも先発ローテーション争いは、故障明けの大瀬良大地や野村祐輔ら主力の二軍スタートによって、さらに火花が散ることは間違いない。

特に若手には勢いがあり、フェニックス・リーグでは、高橋昂也、矢崎拓也、コルニエルがアピールに成功。栗林良吏、森浦大輔、大道温貴といった新人もアマでの実績十分と、先発候補は揃っている。昨年一年間ローテーションを守り続けた遠藤淳志や、終盤に定着した中村祐太も、その座は決して安泰でない状況にある。課題の先発陣の層の底上げを図るため、高いレベルでの競争に期待したいところだ。

フランスアの出遅れで気になるクローザーの行方

昨年19セーブを挙げたフランスアが、新型コロナ感染によってキャンプ初日に間に合わず、調整が遅れることが濃厚だ。しかも、このドミニカ人左腕は例年春先に状態が上がらないことが多く、開幕からエンジン全開とは考えづらい。

となると、開幕はフランスア以外の投手がクローザーに座る可能性もあり、その投手が誰になるのかも注目ポイントだろう。昨年セットアップを務めた塹江敦哉、ケムナ誠らも候補だが、ドラフト1位の栗林もその可能性がある一人だ。ホップするようなストレートや鋭いフォークで三振を奪え、佐々岡監督自身も栗林をクローザーに据える可能性はあると言及している。キャンプ中数試合予定される実戦で、リリーフとして期待される投手の起用法にも注目していきたい。

二軍スタートとなった”新婚”小園海斗の奮起は?

野手で注目したいのが、小園海斗だ。昨年は一軍出場わずか3試合に終わったが、二軍ではウエスタン・リーグ2位の打率.305をマークしており、トップ・プロスペクトたる潜在能力は誰もが認めるところだろう。

しかし、フェニックス・リーグで見せた姿が覇気がないと佐々岡監督に捉えられ、よもやの二軍スタートとなってしまった。ただ、オフには山田哲人(ヤクルト)らと自主トレをともにし、レベルスウィングへの軌道修正など、レベルアップを図ってきた。これを結果に転化させ、早期一軍昇格のみならず、田中広輔から遊撃手のレギュラーを奪うような活躍を期待したい。新しくできた家族のためにも、その実力開花が待たれる。(文:Yuma)

(※引用元 THE DIGEST

関連記事

【広島2020年予想オーダー】新外国人のピレラがどこにハマるか?

【広島2020年予想オーダー】新外国人のピレラがどこにハマるか?

【2020広島予想オーダー】 1(中)△野間峻祥 2(二) 菊池涼介 3(左)△西川龍馬 4(右) 鈴木誠也 5(一)△松山竜平 6(三) ピレラ 7(捕) 會澤翼 8(遊)△小園海斗 9(投) ── …

観客制限撤廃も…ガラガラ、一体なぜ?「応援の醍醐味失われたまま」

観客制限撤廃も…ガラガラ、一体なぜ?「応援の醍醐味失われたまま」

新型コロナウイルス感染対策による観客制限が撤廃された今シーズンのプロ野球。しかし、肝心の客入りは伸び悩んでいる。 2022年4月21日までの平均観客数は、コロナ前のシーズンの7割程度。特にパ・リーグで …

テント村が増殖…、カープのチケット争奪戦が激しすぎる『根本事情』

テント村が増殖…、カープのチケット争奪戦が激しすぎる『根本事情』

2月に入ってプロ野球各球団の春季キャンプが一斉に始まりました。普段プロ野球を見ない方も、テレビのニュースなどでキャンプ風景が取り上げられていることはご存じでしょう。 公式戦の開幕は3月末ですが、3月に …