カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

鈴木誠也の2020年、「神ってる」打棒で責任と期待に応えられるか

2020年1月26日

鈴木誠也の2020年、「神ってる」打棒で責任と期待に応えられるか

プロ野球は春季キャンプを目の前にし、新シーズンへ向け、選手たちの自主トレのニュースで賑わっている。その中で、カープの鈴木誠也も、21日から広島県廿日市市内の練習場に場所を移し、若手選手たちのトレーニングに合流している。

今季は鈴木にとって、カープの4番としてだけでなく、あらゆる意味で特別な一年となりそうだ。

昨シーズンは首位打者と最高出塁率に輝き、自身初の打撃タイトルを手にした。出場試合数、打席も自己最多となり、カープの「顔」として十分な活躍を続けた。

反面、チームは4年ぶりに優勝を逃し、Bクラスに沈んでいる。レギュラーに定着した2016年からの3年間、何れも優勝を果たしていただけに、昨年のチームの成績は誰よりも不本意に感じていたことは想像に難くない。

2020年シーズンは佐々岡新監督が新たに就任し、新しいカープの再出発の年と言える。チームの転換期こそ、さらに鈴木の打棒に大きな責任と期待が込められることも確かであり、プレーヤーとしてさらに飛躍しなければならない1年になるだろう。

また、東京五輪でもすでに侍ジャパンの4番としての出場が確実視されている。稲葉篤紀日本代表監督は就任当初より「右の4番」への強いこだわりを明かしており、現段階では鈴木誠也「1択」であることは揺らいでいない。

何より、初優勝に輝いた昨年のプレミア12では全試合で日本の4番に座り、そして3試合連続本塁打、さらには打率も4割を越え、MVPに選出されている。主軸としてチームを引っ張り、2009年第2回WBC以来となる世界大会での優勝に導いた功績は、貴重な事実として人々の脳裏に刻まれる。

日本の4番という立場は、3大会振りでの開催される五輪での野球競技での成績はもちろん、世界中に野球の魅力を伝える「伝道師」としての役割も少なからず担うはずだ。

既に球界を背負う存在にまで成長したものの、25歳という年齢からもまだまだプレーヤーとしての伸びしろは計り知れない。走・攻・守、全てのスキルにおいてトップクラスであり、また、試合を決定付ける場面などでの「神ってる」一打もファンは待ち続ける。

昨年末には結婚したことも発表し、まさに公私とも充実し、さらに重要な一年を迎えることとなる。様々な節目の年となる2020年、カープの背番号1、鈴木誠也は球界No.1プレーヤーを目指し、邁進する。(佐藤文孝)

(※引用元 リアルライブ

関連記事

西川、FA宣言ならどこが獲得?「本格的に来たら他は歯が立たない」

西川、FA宣言ならどこが獲得?「本格的に来たら他は歯が立たない」

プロ野球広島の西川龍馬外野手(28)の去就が注目されている。昨季国内フリーエージェント(FA)権を取得した西川は、昨オフ権利を行使せずにチームに残留。単年で契約を更改した。果たして今オフは権利を行使す …

中継ぎ・松本竜也が登録抹消…8ホールドも今月2度サヨナラ打を献上

中継ぎ・松本竜也が登録抹消…8ホールドも今月2度サヨナラ打を献上

プロ野球・広島は15日、チーム2位のホールドをあげている松本竜也投手の1軍選手登録を抹消しました。 ルーキーイヤーの昨季はリリーフとして50試合に登板。強い真っすぐを武器に奪三振率8.73と高い数字を …

中村奨が悔いる自らの甘え「どこかで、遊びに行きたいなという思い」

中村奨が悔いる自らの甘え「どこかで、遊びに行きたいなという思い」

2017年夏、甲子園で1大会6本塁打の新記録を打ち立てた広陵高の中村奨成は、プロ入り4年で通算43試合の出場にとどまっている。プロ5年目を迎える今年、春季キャンプでは捕手だけでなく、外野に本格挑戦。出 …