カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

元カープ・今村猛が語るタレント転身の今「お金の勉強しておけば…」

2022年6月23日

元カープ・今村猛が語るタレント転身の今「お金の勉強しておけば…」

セットアッパーとして、カープの“勝利の方程式”の一角を担い、日本代表としてWBCにも出場した今村猛さん(31)の早すぎる引退に驚かされた人は、多かったのではないか。まだやれると……。

「もっとできたかなという気持ちはあったし、悔しさもありました。でも、カープ以外で野球をしたいという気持ちはなかった。(鈴木)誠也とは対戦してみたかったですが(笑)。真っ向勝負は避けて、ほとんどボール球を投げたと思う」

現在はタレントとして活躍中だ。

「先日、『有吉ゼミ』(日本テレビ系)に出させていただき、コロナ禍でYouTubeチャンネルも開設しました。配信は停滞気味ですが…。引退して間もないので、まだ“カープOB”みたいな扱いですね」

スポーツとはまったく違う分野に身を置いているだけに、気がついたこともあるという。

「現役のうちに、もっといろんな方に出会っていればよかったな、と思います。あと、お金の勉強をもっとしておけばよかったですね。これからはお金のマネジメントもしっかりしないといけません」

自身の実感を踏まえ、現役選手へアドバイスを送る。

「よけいなことは言いたくないですが、『野球だけじゃないよ』というのは伝えておきたいですね。終わりは必ず来るし、その後の人生のほうが長いですから。たとえば、チームに残れるのは引退した人のなかでもごくわずかです。だからこそ、野球をやめたあとに自分がどうやって生きていくかというのは、あらかじめ考えておいたほうがいいんじゃないかと。次への準備は大事です」

今後については、「視野を広げると同時に新たなことにもチャレンジしたい」と語る。

「社会人として1年めなので、気持ちも生活もスムーズに方向転換したいですね。『この人がこんなふうにやったから、そういう道もあるんだ』と、僕がいろいろと作っていけたらいいなと思います。ずっとスポーツにかかわってきたので、たとえばジム経営とかも考えたい。

健康のために通う一般の方に加えて、自分の知識を生かしたトレーニング法で、未来の野球選手を育てられるような場を提供するのが理想ですね。

今までの僕は、何かと『これはやらないといけない』という発想になっていました。仕事にしても、『やらないといけないから頑張る』という義務感から離れて、『やりたいことを頑張ったらいいんじゃないか』とある方からアドバイスを受けました。直感的におもしろいと思ったことを試しにやってみる。それでいいのかな、と最近考えさせられました」

いまむらたける

1991年生まれ 長崎県出身 清峰高を経て広島に入団。おもにセットアッパーとして活躍。2016~2018年のチーム3連覇に貢献。2021年引退。通算12年431試合115ホールド。現在はタレントとしてテレビやYouTubeで活躍

(※引用元 Smart FLASH

関連記事

なぜ…実力十分ながら、中学時代は2ケタの背番号だった『鈴木誠也』

なぜ…実力十分ながら、中学時代は2ケタの背番号だった『鈴木誠也』

昨年は首位打者&最高出塁率の鈴木誠也 広島東洋カープ、そして侍ジャパンの4番もすっかり板についた鈴木誠也は小~中学生時代、地元の荒川リトルシニアでプレーしている。 入団当時から体も大きく、技術 …

最下位転落『丸の喪失』だけじゃない、本領を発揮できていない理由は

最下位転落『丸の喪失』だけじゃない、本領を発揮できていない理由は

4連覇を目指す緒方カープがつまづいた。4月7日の阪神戦を落とし、開幕カードの巨人戦から数えて、「3カード連続負け越し」となった。これは2010年以来、9年ぶりの屈辱だ。 試合後、緒方孝市監督(50)が …

万能選手だった中東直己さんの今…「出会いを大切にする」営業マンに

万能選手だった中東直己さんの今…「出会いを大切にする」営業マンに

広島で万能選手として活躍した呉市出身の中東直己さん(38)は16年の引退後、広島を拠点に不動産業を営む「株式会社 大和興産」に勤務している。引退から今年で3年。現在の仕事内容や現役時代の思い出などを聞 …