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なぜ立浪監督は新井監督のようになれないのか?「決定的な違い」とは

2023年8月31日

なぜ立浪監督は新井監督のようになれないのか?「決定的な違い」とは

最下位に低迷している中日。就任2年目を迎えた立浪和義監督の手腕に、懐疑的な見方が高まっている。

8月26日のDeNA戦では、今季初登板の左腕・近藤廉が9回にプロ3試合目の一軍マウンドに上がったが、8安打5四死球で10失点の大炎上。62球を要して苦しそうに投げる左腕に対し、立浪監督は座って腕組みしたまま動かない。「晒し者」となった近藤の精神的なダメージが懸念され、DeNAファンからもアウトを取る度に拍手が送られ、先発した相手右腕のバウアーが激励のメッセージを送るほどだった。地元・名古屋の民放関係者はこう嘆く。

「投手起用はチーム事情がある。近藤を最後まで投げさせたのは仕方ないにしても、ベンチに戻ってきた時に一声かけてほしかった。さっさとベンチ裏に下がった立浪監督を見て選手たちはどう思うか。翌日には近藤を含めたこの日登板した投手全員が二軍に落とされている。チームの士気が上がるわけがないですよ」

グラウンド外で「珍事件」も。立浪監督の提案で8月初めに試合前の食事会場で炊飯器が撤去され、白米の提供が禁止になったことが複数のメディアで報じられた。選手たちは説明を受けず、急に白米が食べられなくなったことにあ然としたという。SNSでも「令和の米騒動」「身内からの兵糧攻め」などと揶揄される有り様だ。

中日を取材するスポーツ紙記者は、舞台裏をこう明かす。

「一部の主力選手が試合前に炭水化物の量を減らしたことで成績が良くなったことに、立浪監督が着目して米の提供を禁止にしたそうです。ただ、個々の選手で体格が違うし、試合前の食事もそれぞれです。食事はパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。選手から不満の声が出るのは当然でしょう」

チーム再建を託されて昨季から就任した立浪監督だが、その評判は芳しくない。昨季は6年ぶりの最下位に沈むと、今年も最下位に低迷。岡林勇希、高橋宏斗、細川成也と若い力が台頭しているが、投打でミスが多く、目指す野球の方向性も見えてこない。試合後のコメントで、選手に手厳しい内容が目立つのも気になる。

「立浪監督はPL学園からドラフト1位で中日に入り、高卒1年目から活躍してきた。天才肌で野球センスが凄く22年間常に一軍で結果を残してきた。自分が監督になって、選手がなぜミスをするのか、打てないのか理解できずに苛立っているように感じます。冗談のつもりで厳しい言葉をかけても、選手には真意が伝わらずに委縮してしまう。リーダーとしての資質に疑問符がつきます」(前出のスポーツ紙記者)

立浪監督は現役引退してから、12年ぶりに監督復帰するまで、NPBの球団で指導歴がなかった。この点を問題視する声が上がっているが、必ずしも当てはまらないだろう。今年から広島の監督に就任し、2位の好位置につけている新井貴浩監督も現役引退後に、ユニフォームを着てのコーチ経験がないからだ。

広島は2019年から4年連続Bクラスと低迷し、昨オフも目立った補強をしていなかった。中日と置かれた状況は似ており開幕前の下馬評は低かったが、新井監督はきっちりチームを立て直している。スポーツ紙デスクは、こう指摘する。

「新井監督は結果が出なかった選手を一切責めず、『使ったおれが悪い』という姿勢で一貫しているので、選手たちはのびのびプレーしている。現役時代にドラフト6位で広島に入団した新井監督は決して野球センスがあったわけではない。守備は下手で打撃も最初はバットにボールが全然当たらなかったが、並外れた練習量で球界を代表する強打者に上りつめた。自分が下手くそだという意識があるから、選手に寄り添った助言や指導ができるし、コーチの助言にも耳を傾ける。

広島と中日はベンチの空気も対照的です。広島は活気にあふれていて、よく声が出ている。新井監督は試合中もコーチやスコアラーと会話を密に交わし、先頭になって選手たちの労をねぎらう。一方、中日は立浪監督がピリピリした空気を身にまとい、選手やコーチは顔色をチラチラ見て重苦しい雰囲気が漂っている。広島が2位、中日が最下位に沈んでいる現状は必然ではないでしょうか」

(※引用元 NEWSポストセブン)

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