今季までの4年契約を終え、新たに2025年シーズンまでの2年契約を結んだという菊池は「3回ぐらい下交渉させていただいて、要望とかいろんな意見の交換ができた」と納得して判を押した。
菊池は国内FA権を取得した2019年オフにポスティングによる大リーグ移籍を目指した後、広島と4年契約を結んで残留。現在は海外FA権を保有している。
今季は120試合出場で打率2割5分8厘、5本塁打、27打点の成績だった。「出だしはよかったけど後半に離脱もあった」。5月終了時まで2割9分8厘と高打率をキープしたが、9月には左手の負傷による離脱もあった。終盤戦に主力不在を招いたこともあり、「あらためて1軍にずっといたい」と感じるシーズンだったという。
34歳で迎える来季に向け「そんなむちゃできないけど、むちゃするのが僕の持ち味。体づくりとケアをしていきたい」と土台づくりへの意識を語った。
東京都出身の菊池は長野・武蔵工大二高(現東京都市大塩尻高)から岐阜・中京学院大をへてドラフト2位で2012年に広島入団。二塁のレギュラーに定着した13年から昨年まで10年連続でゴールデングラブ賞を受賞していた。
(※引用元 中日スポーツ)