広島の島内颯太郎投手(27)が14日、選手応援タオルのラインアップ増を球団に求めた。広島市南区の球団事務所で契約更改交渉に臨むと、球団との話し合いの場で「野球のことは要望してないんですけど」と前置きして明かしたのは「タオル」の充実だった。
「やっぱりユニホームとなると少し買うのは高いかなあと思うんですけど、タオルだったら…」
豊富さとセンスの良さで知られるカープグッズ。今年のものではユニホームが1着8000円~3万5000円だったのに対し、選手名が大きくデザインされたタオルは1枚1500円とお手ごろだった。だが、島内個人には問題があった。
「やっぱり『タオル』ってよく言われるので、知り合いの方からも。『タオルないね』って、言われるので。その度にちょっと悲しい思いをしていたので」
今年の公式ショップで販売されていた選手タオルは西川、九里、会沢、堂林、大瀬良、坂倉、秋山、森下、菊池、マクブルーム、栗林、小園、新井監督の13種類。島内のタオルはなかった。球団へ、この機会に「出してもらえませんか」とお願いした。
「去年までの成績だとなかなか言いづらいところもあった。今年は言ってもいいかなと思って、このタイミングで言わせていただきました」
今季は球団史上最多となる39ホールドを記録。その記念プレートもこの日、球場内に設置された。主力の1人として堂々と要望。また「全員が(自分の)タオルは出ていないので。できることなら…」と、自分のものだけでなく全選手のタオル作製についても相談した。
(※引用元 中日スポーツ)