広島は7日、新入8選手が広島県廿日市市の「大野寮」に入寮した。ドラフト5位の赤塚健利投手(22)=中京学院大=が持参したのは柴犬のぬいぐるみ。195センチ、109キロの大男が、かわいらしい仲間とプロ生活をスタートさせた。
昨年12月の入団発表時、身長189センチの新井貴浩監督(46)が「自分の目線が上がるのは(米大リーグで活躍する)大谷(翔平選手)と藤浪晋太郎と、3人目」と称したビッグ右腕。寮での相棒は「さっき『クリーム』と『パン』って名前をつけました」というぬいぐるみだ。
大学で一人暮らしをしていた頃から一緒で「4年目くらいになります。愛着はあります」と話したように、ホッと一息つくときに癒やしてくれる。実家で飼っているのは本物の柴犬2匹。名前は「『イチゴ』と『ダイフク』です」。実家がいちご大福、寮にクリームパン。しっかりつながっている。
グッズは甘めでも野球に対しては辛めだ。「基礎体力はどんどん上がってきたかなと思うけど、投球フォームの方はまだまだ改善する部分がある」。8日からの新人合同自主トレでは自分に厳しく向き合う。
(※引用元 中日スポーツ)