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ドラ1・常広「あと1単位で留年」、今後シーズンは『野球専念』も…

2024年5月3日

ドラ1・常広「あと1単位で留年」、今後シーズンは『野球専念』も…

広島カープのドラフト1位ルーキー・常広羽也斗投手(22)が青山学院大学を留年し、今年度中の卒業を目指していることが、NEWSポストセブンの取材でわかった。4月26日、シート打撃練習でようやく本拠地・マツダスタジアムのマウンドに上がった常広。順調にいけば5月6日の二軍戦で実戦デビューする予定だというが、「即戦力」とならなかった背景には学業面での苦戦があったようだ。

常広は昨年ドラフトで広島と楽天イーグルスが競合指名した、「大学No.1投手」の呼び声高い本格派右腕。1位指名を受けた後の地元テレビ局のインタビューでは、「広島に行ったら野球三昧の生活を送りたいです」と希望に溢れた表情で語っていた。その一方で常広について回ったのが、母校卒業のための単位修得問題だった。

「今年1月にはたびたび広島を離れ、東京のホテルで単位修得のために勉強に専念していた。練習環境も確保できず調整は大幅に遅れ、大卒ドラ1では異例のキャンプ2軍スタートとなりました。試験が終わって新人の合同自主トレに合流した時には、卒業について『まあ大丈夫です』と答えていたんですが……」(スポーツ紙記者)

オープン戦での出場もなく、3軍で調整が続いていた常広。無事、卒業はできたのだろうか。球団関係者が証言する。

「常広は、昨年度での卒業は叶わなかったそうです。自主トレ・キャンプ期間にも球団から背中を押してもらい勉強を頑張ったが、残り1単位で届かなかった。留年し、その1単位はこの秋以降に修得することにしたと聞いています。卒業までの目処が立ったことで、ようやく野球に打ち込める環境になった」

大学卒業のための単位が足りず調整が遅れるというのは、あまり聞かないケースだ。プロ野球OBの1人は、「ひと昔前は、卒業せずにプロ入りする選手も多かった」と話す。

「プロ野球選手になろうと大学の野球部で活動している選手は、授業に出られず単位が足りていないことが多い。学校の方針などで、レポート提出を条件に単位を認めるケースもありましたが、そもそも卒業せずにプロ入りする選手も多かった。選手名鑑でも、『球歴』や『出身校』という表現が慣例化されています。

特に、常広選手が在籍している青学大は単位修得の条件が厳しいことで有名です。青学大OBのプロ野球選手には、単位が足りず卒業を断念した選手が一定数いるそうです」

なぜ常広は卒業にこだわったのか。その理由は「入学の経緯にあるのではないか」と、前出の球団関係者は語る。

「常広は県内有数の進学校である県立大分舞鶴高校出身ですが、青学大には指定校推薦制度があり、一定の偏差値があれば推薦で入学できる。常広は特待生として野球の実績で入るのではなく、指定校推薦制度で入学したパターンのようです。

大学によっては指定校推薦制度を受ける条件として、野球部を途中退部しないとか、ちゃんと卒業するといったものがある。その条件が守られないと、指定校が取り消されるなど後輩に迷惑をかける可能性があり、青学大は特に厳しいと聞いている。それで、常広は卒業にこだわった。

実は、阪神のドラ1で青学大の同級生の下村(海翔)も、自主トレ中にギリギリで単位を修得したそうです。下村も調整が遅れ入団後はノースロー調整、4月11日にはいわゆるトミージョン手術を受けたことが発表された。彼は卒業できたようですからよかったですが……」

球団広報に常広の留年が事実かどうか聞くと、「野球に関すること以外については、球団から特にお答えすることはありません」とのことだった。

1単位に泣いた常広。ここから即戦力として、チームの力になれるか。

(※引用元 NEWSポストセブン

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