広島の新井貴浩監督(47)が「我慢」「辛抱」を繰り返した。6日の阪神戦(甲子園)が雨天中止。前カードのDeNA3連戦で2度完封負けするなど、リーグ最低の打率2割3分と苦しむ攻撃陣について「私が我慢」と言い切った。
「打撃はパンパンと良くなるものじゃない。時間がかかる。少しずつ良くなっていくもの」
ブレイク候補の田村もここ16打席でノーヒット。この苦戦も当初から「野手は時間がかかる」と想定内に入れていた。「この先、中軸を打てるポテンシャルがある。試合に出ながら力をつけていってもらいたい」とぶれない起用方針を示した。
過去には2011年に中日がリーグ最低打率2割2分8厘で優勝した例はあるが、8月下旬まで借金にあえいだ。現在広島は借金2。指揮官の胃にはまだまだ負担がかかりそうだ。
(※引用元 中日スポーツ)