広島からドラフト2位指名された熊本工・山口翔投手(18)が30日、熊本市内の同校で田村、末永両スカウトから指名あいさつを受けた。
最速152キロ右腕のあこがれの存在は、広島からメジャーにはばたいたドジャースの前田。“マエケン2世”襲名へ意気込んだ。実は広島との縁は深かった。
生まれは熊本だが、父親の転勤で2歳から小5まで広島で過ごした。旧本拠地の広島市民球場にも何度も足を運び、マエケンの投球に心躍らせた“カープ男子”。「強気の投球にひかれました。まっすぐで空振りを取れる。前田投手みたいな大投手を目指したい」と目を輝かせた。
直球とスライダーが武器の本格派で、181センチ、76キロと、体格も入団時のマエケン(182センチ、72キロ)と酷似。
田村スカウトも「関節の可動域の柔らかさなんかは、マエケンの入団時によく似ている」と太鼓判を押した。名前の「翔」は大きく羽ばたいて欲しいと名付けられた。マエケンが育った広島の地で飛翔する。
(※引用元 スポーツ報知)