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新助っ人、DJ・ジョンソンを分析!四球は多いが、HRを打たれない

2019年11月13日

新助っ人、DJ・ジョンソンを分析!四球は多いが、HRを打たれない

広島が右腕DJ・ジョンソンを獲得

プロ野球界では、来シーズンに向けた戦い、選手の新陳代謝がすでに始まっている。戦力外通告で淘汰され、ドラフト会議によって新しい血が注がれる。時に金と涙が入り交じるフリーエージェント市場も解禁された。そして、即戦力の助っ人として新たな外国人の獲得を発表する球団も現れている。今回は広島カープが獲得を発表したアメリカ人右腕、DJ・ジョンソンについて紹介したい。

日本シリーズがあっけなく終わった2日後の10月25日、広島は新外国人投手ジョンソンの獲得を発表した。身長193センチ、体重104キロの大型右腕。2019年シーズンは、コロラド・ロッキーズのリリーフとして28試合に登板し、防御率は5.04だった。

球種は主に平均150キロのフォーシームとカーブで、この2球種のスピンレート(回転数)は、MLBの平均を上回る。カットボールとチェンジアップも投げられるが、2019年においては、カットボールは4球、チェンジアップに至っては1球しか投げなかった。

四球は多いが、ホームランは打たれにくい

顔の半分を覆うヒゲがトレードマークのジョンソンだが、投球面では「四球は多いが、ホームランは打たれにくい」という特徴がある。

まず、短所である四球の多さについて見ていこう。2019年シーズン、与えた四球数は19個、9イニングあたりの与四球数を表す与四球率(BB/9)は6.84だった。これは、アメリカのデータサイト・ファングラフスで最低ランクの「ひどい」にあたる4.0のはるか上を行く数字である。

また、9イニングあたりの奪三振数を示す奪三振率(K/9)は8.64と特に高くないため、K/BB(奪三振と与四球の比率。守りに依存しない指標であるため、投手の純粋な能力を測る際に使われる)は1.26。これはナショナル・リーグで20イニング以上投げた投手の中ではワースト8位の数字だ。

次に、長所であるホームランの打たれにくさについて。

防御率は5.04と決して良いとは言えないにもかかわらず、9イニングあたりの被本塁打を示す被本塁打率(HR/9)が非常に低い。2019年、28試合登板で打たれたホームランはわずか1本、被本塁打率0.36はリーグ3位。また、フライが本塁打になる割合(HR/FB)も4.3%と低く、リーグ3位の成績である(いずれも投球回が20イニング以上)。

しかも、ジョンソンが在籍していたロッキーズのホームグラウンド、クアーズ・フィールドは打者有利の球場として知られている。球場のあるデンバーは標高1マイル(1600メートル)に位置しており、いわゆる「マイル・ハイ・シティ」と呼ばれる。標高が高く気圧が低いためボールが飛びやすいとされ、ロッキーズのホームページによると「海抜0メートルのヤンキースタジアムで400フィート(121.92メートル)飛んだ打球は、クアーズ・フィールドなら440フィート(134.112メートル)飛ぶ」と推定されるそうだ。そんな球場をホームにして戦いながら、この被本塁打率はとても優秀と言っていいだろう。

ちなみに、ジョンソンが2019年に唯一のホームランを喫したのは、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地、オラクル・パークだった。つまり、クアーズ・フィールドでは今季、一度もホームランを打たれなかったのだ。

リリーフ陣立て直しの鍵となるか

リリーフ陣の立て直しは、今の広島の重要な課題と言える。2016年から2018年のリーグ3連覇の際、勝ちパターンを作った中﨑翔太や一岡竜司は今年、シーズンを通しての活躍ができなかった。フランスアやレグナルト、中村恭平らが奮闘するも、8月にリリーフ陣が崩壊。同月の救援防御率は、12球団ワーストの5.02だった。巨人やDeNAとの差は広がり、ご存知のとおり最終的にはAクラス入りさえも逃した。

「チームの勝利に貢献できるように全力を尽くしたい」

ジョンソンは球団を通じてそうコメントした。V奪還、そして日本一へ、ジョンソンの活躍が鍵になりそうだ。

(※引用元 SPAIA

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