カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

床田寛樹、前半戦8試合で1勝から見事な復活!後半戦は抜群の安定感

2021年10月7日

床田寛樹、前半戦8試合で1勝から見事な復活!後半戦は抜群の安定感

前半戦の悔しさを力に変えた。今季は自身の開幕戦となった3月31日の阪神戦(マツダ広島)では勝ち星を挙げたものの、前半戦8試合の登板で1勝2敗と苦戦が続き、5月27日の西武戦(マツダ広島)を最後に、ファームでの再調整を余儀なくされた。二軍に降格する際には、佐々岡監督から「ゼロからやり直してこい」と厳しい指示を受けた。

二軍では課題の直球とスライダーのキレを取り戻した。映像などを確認しながらフォームを修正。東出二軍打撃コーチからの「ちょっとヒジが低くなった?」のさりげない一言が復活のきっかけの一つとなったという。ヒジが低いフォームではツーシームが曲がる半面、スライダーの変化が弱くなっていた。左腕は「気持ちヒジの位置を上げながらやったら曲がるようになったので、そこは良かった」と振り返った。

「パーム」への再挑戦も、快投を支えている。ファームの実戦で打ち込まれたときに、「投げる球がなくなった」と、学生時代に投げていたという「パーム」を再び投げ始めた。「思ったよりも良かった」と新たな武器となった。「タイミングも外せて、カウントも取れる。真ん中に投げても勝手に変な動きをする。自信持って投げていきたい」。切れ味鋭い直球が戻ってきたからこそ、生きる球。後半戦の躍動の一助となった。

10月6日時点で、後半戦6試合に先発し、4勝1敗。9月21日の巨人戦(マツダ広島)ではプロ初完封勝利を手にした。9月の月間MVPも手にし、先発ローテの中でも1人抜群の安定感を見せている。屈辱を力に変えた。(写真=BBM)

(※引用元 週刊ベースボール

関連記事

矢野、走攻守でカープ野球の伝統を体現!ブレイク中25歳の課題は?

矢野、走攻守でカープ野球の伝統を体現!ブレイク中25歳の課題は?

広島野球の新たな申し子がステップアップに挑む。今季の広島は23試合でチーム失策数が12球団最少の6。ここまで堅守を支えているのが、遊撃のポジションをつかもうとしている矢野雅哉内野手(25)だ。 本人は …

ノーヒットノーランを達成した大瀬良は「カープ史上最強」の人間性!

ノーヒットノーランを達成した大瀬良は「カープ史上最強」の人間性!

マツダスタジアム開場初の快挙となった。広島東洋カープの大瀬良大地投手が6月7日の千葉ロッテマリーンズ戦で、史上90人目のノーヒットノーランを達成したのだ。打者31人を129球で抑え、2三振、5四球。 …

三好匠と石原貴規、送球を『シュート回転』で曲げるふたりの秘密!

三好匠と石原貴規、送球を『シュート回転』で曲げるふたりの秘密!

シュートを投げる。投手ではない。野手の話である。広島の捕手と内野手の中で、それぞれトップクラスの送球の安定感を誇る2人。ドラフト5位・石原貴規捕手(22、天理大)と三好匠内野手(26)は、送球を“変化 …

新着記事