カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

守備力低下、ファン疑念の声に菊池涼介の本音…10年連続GG賞受賞

2022年11月30日

守備力低下、ファン疑念の声に菊池涼介の本音…10年連続GG賞受賞

守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞の表彰式が29日、東京都内で行われ、二塁手部門でセ・リーグ歴代最多タイの10年連続受賞となった広島・菊池涼介内野手(32)が出席。守備力の低下を指摘する声に本音で応えた。

2013年に初受賞。受賞者には金色のグラブ型トロフィーが贈られるが、NPBの斉藤惇コミッショナー(83)に「菊池さんは10個、家の中にどうやっておいているのかと考えてしまう」とジョークを交えながらたたえられた。

来季は1972―81年に外野手部門で受賞した山本浩二(広島)を抜く11年連続受賞に期待がかかるが、「浩二さんは超えちゃダメっしょ!」と〝ミスター赤ヘル〟に謙遜。12年まで延ばせば、日本タイ記録の福本豊(阪急)に肩を並べる。

20年に有効投票者数の94%にあたる283票を得るなどぶっちぎりの評価を得てきた名手だが、今年は同39%の114票まで下落。ヤクルト・山田に27票差まで迫られた。UZRに代表される守備指標の数値も下がり、近年の受賞にネット上などで厳しい声が飛んでいることは本人も把握。「それも含めて投票していただいているのだから、そこは胸を張りたい」と受賞を喜んだ。

人工芝と比べて不規則な打球が多い土のグラウンドが本拠地であるうえ、年齢を重ねるなかでプレーレベルを維持する難しさを痛感。20代と比べれば守備範囲が狭くなってきた自覚もあるが、他の選手を圧倒する好プレーはまだまだ多い。

「若いころと比べたら『あそこ捕れたのにな』と思う方もいると思う。自分も思うところは確かにある。若いころの思い切りと違って、試合状況やチームのことを一番に気にしている。その点、違った味が出ていると思う」。来季も目の肥えたファンをうならせる守備を魅せたい。(山戸英州)

(※引用元 夕刊フジ

関連記事

三好匠と石原貴規、送球を『シュート回転』で曲げるふたりの秘密!

三好匠と石原貴規、送球を『シュート回転』で曲げるふたりの秘密!

シュートを投げる。投手ではない。野手の話である。広島の捕手と内野手の中で、それぞれトップクラスの送球の安定感を誇る2人。ドラフト5位・石原貴規捕手(22、天理大)と三好匠内野手(26)は、送球を“変化 …

一岡が現役引退、リーグ3連覇貢献「周りの方々に恵まれた12年間」

一岡が現役引退、リーグ3連覇貢献「周りの方々に恵まれた12年間」

プロ野球・広島は28日、一岡竜司投手の現役引退を発表しました。 32歳の一岡投手はプロ12年目の右腕。2013年オフにFA移籍で巨人に入団した大竹寛投手の人的補償として広島に加入。それまでは登板機会が …

西川のFA去就?他球団は熱視線「パ・リーグでも通用する天才打者」

西川のFA去就?他球団は熱視線「パ・リーグでも通用する天才打者」

昨オフはFA権を行使せず CSファイナルステージで阪神に敗れた広島。5年ぶりの日本シリーズ進出は叶わなかったが、4年連続Bクラスの低迷期から2位に躍進したことは選手たちにとって大きな自信になっただろう …