開幕4連敗中の広島・新井貴浩監督(46)は5日、雨天中止となった阪神戦(マツダスタジアム)でのスタメン大幅変更を予定していた。「やりたかったですね」。中止決定は開始30分前。既に発表されていたスタメンには堂林、上本、会沢の右打者3人が今季初めて並んでいた。
阪神の先発は左腕・大竹だった。4日から外れたのは左打者の野間、小園、坂倉。中でも坂倉から会沢への捕手のスイッチは、連敗中の流れを変える一手になるハズだった。
対左腕で組んだオーダーについて新井監督は「また次の、そういうチャンスがあったらという感じで考えたいなと思います」と話した。6日の阪神は右腕の西純が先発のため、会沢、堂林、上本のスタメンはお預けになりそう。幻に終わったものの、オーダーには指揮官の決断の跡が残っていた。
(※引用元 中日スポーツ)