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梵が退団へ、他球団で現役続行を目指す「体調面不安ない」

2017年10月2日

梵が退団へ、他球団で現役続行を目指す「体調面不安ない」

広島の梵英心内野手(36)が今季限りで退団し、他球団で現役続行を目指すことが2日、分かった。

9月に球団側と来季契約について話し合い、出場機会を求めて現役続行を強く希望。遊撃手として低迷期を支えた功労者だけに、球団は意向を最大限尊重し、自由契約の手続きを取る方針だ。3日にも正式に発表される。

プロ12年目の秋に訪れた野球人生の岐路。梵は熟考に熟考を重ねた上で、今季限りでカープのユニホームを脱ぎ、他球団で現役続行の道を模索することを決めた。今月11日には37歳になる。それは千鈞(せんきん)の重みを持つ決断だった。本人が打ち明ける。

「今季1軍に上がれなかったのは自分の責任。(球団から)そういう話があるだろうな…と思ったけど、辞める選択肢はなかった」

9月に入って設けられた球団側との話し合い。金額にはこだわらず、出場機会を求めて他球団で現役続行を目指す意思を伝えた。この日は、大野練習場で2軍スタッフや同僚ナインに広島のユニホームを脱ぐことを報告。けじめをつけた。

チームの低迷期を支えた功労者だけに、球団は本人の意思を最大限尊重し、野球協約の減額制限超過提示による自由契約とする方針だ。3日にも正式に発表される。

梵は、地元の三次高から駒大、日産自動車に進み、05年の大学・社会人ドラフト3巡目で入団。攻守走の三拍子そろう遊撃手で、06年の新人王に輝いた。10年には43盗塁で盗塁王に輝き、ゴールデングラブ賞も受賞。強肩とスピード感あふれるプレーに定評があった。

だが、11年に左膝痛を発症。翌12年には右膝手術も受けた。いきおい守備走塁面に影響が生じ、14年のシーズン中には遊撃の定位置を田中に譲る形に。25年ぶりのリーグ優勝を果たした昨季は、1軍出場がプロ入り最少の7試合。今季は1度も昇格できなかった。

「体調面に不安はないし、やれるという自信がなければ、そういう結論(現役続行)にはならない。このまま終わりたくない」

ウエスタン・リーグでは今季、48試合で打率・257。3個の盗塁も決めた。まだまだやれる――。地元広島に生まれ、カープで一時代を築いたベテラン。出場機会を求め、新たな挑戦が始まる。

(※引用元 スポニチアネックス

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