阪神対オリックスの“関西ダービー”に列島が熱狂する中、一足先にシーズンを終えた日本人メジャーリーガーたちがオフを満喫している。
シカゴ・カブスの鈴木誠也(29)もその一人だ。10月14日、15日にマツダスタジアムでおこなわれたプロ野球クライマックスシリーズ、広島対DeNA戦をお忍び観戦したことは記憶に新しい。球団OBが振り返る。
「球場には試合開始時間ギリギリに裏口から入っています。元新体操リオデジャネイロ五輪代表で、現在はスポーツキャスターの愛理夫人(29)と昨年9月に誕生した第1子となる男児も一緒でした。鈴木が周りをキョロキョロしながらベビーカーを押す姿を見た球団関係者からは『誠也もパパになったんだな』と感慨深げな声があがっていました」
ベンチ裏ではこんなやり取りがあったという。
「あまりにカープ打線が点を取れないため、来場に気づいた関係者やファンから『誠也、試合に出てくれよ!』なんて声があがっていて、それを伝え聞いた誠也は苦笑いしていたそうです」(同前)
誠也がバックネット裏のVIP席で観戦しているのに気づいたテレビ中継局がカメラで抜くや、その姿が瞬く間にSNS等で拡散。現地観戦したカープファンがネットに上がった投稿に気づいて、試合そっちのけで誠也をスマホで撮り始める、という滑稽なシーンもあった。
「2戦目は山本浩二元監督(77)が始球式をしたのですが、開始寸前に新井貴浩監督(46)から打席に立つよう促され、サプライズ出演しました。もちろんプライベート観戦のためギャラはゼロです」(地元テレビ局関係者)
元主砲・誠也の来訪に勇気づけられたのか、古巣は連勝でファイナルステージ進出を決めた。となれば、夜は慣れ親しんだ元チームメートたちと、ご当地・広島の美味い食事に舌鼓を打って……となるかと思いきや、「そうはいかなかったようです」と地元テレビ局関係者は言うのだった。
「鈴木夫妻は滞在期間中、広島市中心部にある外資系ホテルに宿泊していました。少し歩けばカープ時代にお世話になった馴染みの飲食店がところ狭しと並んでいる。気の合う仲間たちと足を運びたかったでしょうが、愛理夫人は家族第一優先のひと。四六時中、家族と過ごしたようです。
いくつか馴染みのお店に顔を出したようですが、どこへ行くのも夫人同伴だったそう。人気メジャーリーガーが来るとなれば、どこの店でも大歓迎で女性にもモテモテでしょう。ハメを外さないように監視していたのかもしれません(笑)。
一部では『あれじゃ息抜きできないよ』と同情する声もあがっていましたが、奥さんは元人気美女アスリートでキャスター。夫の夜遊びが記事にでもなったら、仕事にも影響が出ますから、キッチリ尻に敷きたい気持ちはわかります。先輩の前田健太(35・ミネソタ・ツインズ)夫妻のように、今後も奥さんが主導権を握るでしょう。遊び盛りのアスリートだけに、少し気の毒な気もしますが……」(地元テレビ局関係者)
日本人右打者として史上初のメジャー年間20本塁打を達成するなど、侍ジャパンで4番を背負ってきた誠也の活躍のウラには、雑念やトラブルを寄せ付けない愛理夫人の愛のこもった“管理”があった――のかもしれない。
(※引用元 FRIDAYデジタル)