プロ野球セ・リーグの広島東洋カープが新たに発売するグッズがネット上をザワつかせている。その名は「赫赫6面パズル」。どんなものか?写真を見れば一目瞭然だ。
6面パズルと言えば、ガチャガチャ回してバラバラになった色をそろえていくのが一般的。なのに、コレには赤しかない。
チームカラーである赤にこだわる広島カープとはいえ、このキューブまで真っ赤に染めてしまうなんて……。全部赤インクの「3色ボールペン(赤)(赤)(赤)」に次ぐ衝撃商品である。
赫赫6面パズルは、2023年12月下旬ごろから主にファンクラブ会員向けに発送された「2024年カープグッズカタログ」上で発表された商品。SNS上では、こんな声が寄せられている。
「3色ボールペン(赤)(赤)(赤)でおなじみのカープさん、ついに6面赤のルービックキューブ出してて怖い」
「アンミカさん風に『赤って200色あんねん』」
「相変わらずどうかしてる(ほめてる)」
何故こんなものをこの世に生み出してしまったのか? Jタウンネット記者は24年1月23日、広島東洋カープに話を聞いた。
難しすぎて「誰かできませんか」
取材に応じた商品販売部の上田侑雅さんによると、球団では数年前から6面パズルを販売したいと考えていた。球団のマスコットキャラクターであるスラィリーの絵柄を使ったパズルなど様々なアイデアが出たが、「カープらしさが欠けている」との理由から見送っていた。
カープらしい6面パズルが思いつかない――そんな悩みを抱えていたある日、会議で職員が言った。「全部赤にしたらどうか」。
「面白いアイデアが出てきました。ただ、全ての面が同じ赤色では遊べませんから、赤に差をつけてちゃんと遊べる6面パズルにして販売することにしました。他ではやらないであろうオリジナリティに溢れた、まさにカープらしい商品に仕上がりました」(上田さん)
赫赫6面パズルは、2色の赤×3つの質感で6パターンの「赤」で構成されている。ただ、差があるとはいえ難度は相当高い。「職員もトライしたけど、難しくて修復が出来ていない」と上田さんは明かす。
「一度バラしたら元に戻せなくなってしまって、そのままの状態になっています。ぜひ揃っている状態にできる人がいたらやってほしい」
ということで、赫赫6面パズルを揃えられる自身がある人は広島東洋カープまで一報を。個人的には、ルービックキューブが得意だという新家颯選手(育成選手・2021年入団)に挑戦してもらいたい!
赫赫6面パズルは、1月27日10時に通販とMAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島のグッズショップで発売。合計500個限定で、価格は3000円(税込)。
(※引用元 Jタウンネット)