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話題になった「カープ女子」は、今でも広島カープを愛しているのか?

2024年2月5日

話題になった「カープ女子」は、今でも広島カープを愛しているのか?

「カープ女子」という流行語をあなたは覚えているだろうか?

2014年ユーキャン新語・流行語大賞の年間トップテンにも選ばれたこの言葉。あれから10年が経ち、現在は「カープ女子」というフレーズを日常で耳にすることはほぼなくなった。

では、10年前のカープ女子たちは今、広島カープに対する興味を失ってしまったのだろうか?そして、何か新たな興味関心事を見つけ出しているのだろうか?

LINEヤフーの多様なサービスから得られる行動ビッグデータを分析できる事業者向けサービス「ヤフー・データソリューション」はこのほど、「野球への情熱は変わらない?2014年の流行語『カープ女子』の現在」と題したレポートを公開した。

本レポートは、Yahoo! JAPANの統計検索データを用いて、かつての「カープ女子」が2023年時点で何に強い関心を寄せているのかを分析したものだ。

当時の「カープ女子」を定義

はじめに、2014年当時の「カープ女子」を定義する必要がある。そこで女性ユーザーに絞り、2014年時点で「カープ」を含むキーワードランキングを確認した。上位5位がこちら。

「広島カープ」「カープ」「カープ速報」「カープ女子」「カープ チケット」

「カープ女子」というキーワードの検索は、主に流行語としての存在に関心が向けられていた可能性が考えられる。そのため、これを除外して考えると、「カープ速報」「カープ チケット」といった試合への関心が高いキーワードと、「広島カープ」「カープ」といった一般的な関心の象徴であるキーワードとの二つのカテゴリが浮かび上がってきた。

そこでこの記事では「カープ女子」を、

●濃いカープ女子:「カープ速報」「カープ チケット」を2014年に検索した女性
●薄いカープ女子:「広島カープ」「カープ」を2014年に検索した女性

の二つに分け、それぞれ2023年何に関心を持っているのかを探っていく。

「濃いカープ女子」はいまだにカープに夢中?

一般女性と比べて「濃いカープ女子」が検索する特徴的なキーワードから、2023年の関心を導き出した。上位10位は以下の通り。

これを見ると「カープ」に対する熱意は、現在も色褪せていない様子が窺える。特にカープの試合についての最新情報や日程を検索しており、こうした情報への興味が衰えていないと言える。

「薄いカープ女子」は流行好きであり野球好き?

それでは「薄いカープ女子」はどうだろうか。同じく上位10位を抽出したところ、下記のような結果が得られた。

「カープ」の検索は依然として存在するものの、濃いカープ女子と比べるとそれほど大きくなかった。また、他の関心事項としては、一般的なキーワードや芸能ニュースが多く見受けられる。

さらに100位まで見ていくと、侍ジャパン関連やパ・リーグ優勝したオリックスの名前などが出ており、他のスポーツの検索は結婚・離婚を発表した羽生結弦さんだけだった。

●「薄いカープ女子」特徴キーワードの検索割合順上位100に現れたスポーツ関連キーワード
羽生結弦(11),ヌートバー(12),佐々木朗希(39),山本由伸(49),ダルビッシュ有(52),広島カープ(66),侍ジャパン(70),オリックスバファローズ(99) ※()内は順位

地元・広島はカープ愛が続きやすい?

「濃いカープ女子」のキーワードリストに「そごう 広島」などといった広島県に関連する検索が多く含まれていた。「薄いカープ女子」でも特徴度順に見ると広島県関連のキーワードが出てきており、広島県民であるという特徴が強く出ているのではないかと考えられる。

そこで、「濃いカープ女子」と「薄いカープ女子」が各都道府県にどの程度分布しているのかを見た。

●「濃いカープ女子」の上位5位都道府県
広島、東京、大阪、福岡、岡山

●「薄いカープ女子」の上位5位都道府県
東京、大阪、広島、福岡、神奈川

この結果からも、両社ともに広島県民が多く含まれており、中でも「濃いカープ女子」には多く含まれていることが見て取れる。一方、試合に足を運ぶのが困難だったことも影響しているのか、「薄いカープ女子」には人口通り都市部が多くなっていた。

また面白いことに、「濃いカープ女子」の中には広島県に隣接する岡山県の人々が多数存在することがわかった。(「薄いカープ女子」でも岡山県は8位にランクインしている)

試しに、「薄いカープ女子」の中から広島県民を除いて見てみると、「カープ」の検索率は大きく減少し、「ヌートバー」や「佐々木朗希」の方が上位になった。それでも他チームと比べると最も多く検索されていたのは「カープ」だった。

2023年の「薄いカープ女子」は侍ジャパンに強い関心を持ち、依然として野球に興味があることが窺える。

おわりに

2014年に流行語となった「カープ女子」だが、試合に強く関心をもっていたユーザーや広島の地元民はなおカープへの情熱を維持していることがわかった。

また、流行に敏感な「薄いカープ女子」たちも依然として野球が好きで、特に2023年は侍ジャパンに強い関心を寄せつつも、チームとしては依然カープに一番関心を持っている姿が見て取れた。

「カープ女子」という流行語は、従来からのファンはもちろん、流行好きの遠方野球好きを引きつけ、現在も野球関心を持ち続ける1つのきっかけとなっているのかもしれない。

出典元:ヤフー・データソリューション(構成/こじへい)

(※引用元 @DIME

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