1.ビデオ会議システムを活用した遠隔地からのライブ応援システム
1080/60p HD映像での通信を実現し、リアルタイムに高画質な映像共有を可能とするHDビデオ会議システム『PCS-XG100』でマツダ スタジアムと球場外を接続し、遠隔地での応援の様子を球場のメインモニターに映し出します。遠隔地のファンも球場のファンと一体となって応援することができます。
ライブ応援に必要な機材は持ち運びが可能です。省スペースで設置できるため、地元を離れたファンが、県外から応援に参加するといった活用方法だけでなく、離島の小学校や病院の多目的ホールなどに設置することで、球場に来ることが難しいファンにも球場と一体となった応援機会を提供することができます。
2.顔認識によるメインモニターへのファン投影システム
2/3型3板式4Kイメージセンサーを搭載した小型軽量のマルチパーパスカメラ『HDC-P50』2台をスタジアム内に設置して観客席のファンの様子を撮影し、メインモニターに投影します。顔認識機能と連携することで、多数のファンの表情を素早く撮影し、メインモニター内に多分割映像として表示することが可能です。
映像にはAR による拡張効果として、手を振る動きに合わせたボールのアニメーションやオリジナルの枠デザインを付加することが可能で、試合やイベントごとに個別の演出効果を追加することもできます。
3.コンコースモニターとの映像連動
業務用ディスプレイ 法人用ブラビア®計77台をコンコースに場内モニターとして設置し、スタジアム内の試合の様子をリアルタイムで表示します。また、広島東洋カープ様のオリジナルコンテンツなど、豊富な映像コンテンツを表示できるようになります。
ソニービジネスソリューションでは今回、場内演出の企画も含めて本システムを納入しました。遠隔地連携や顔認証、ARといった技術と、これまで培ったスタジアムソリューションのノウハウを生かし、“人に寄り添う映像演出”というコンセプトを場内演出システムとして提案できた点を、“三世代が来場し、楽しめる球場づくり”を目指される広島東洋カープ様に評価いただき、今回の納入につながりました。
(※引用元 PR TIMES)