プロ野球の広島は22日、ドラフト1位指名した広陵高(広島)の中村奨成捕手(18)と広島市内で入団交渉を行い、契約金1億円プラス出来高払い、年俸800万円(金額は推定)で仮契約した。
中村は「ようやくカープの一員になれた。ファンに夢と感動を与えられる、息の長い選手になりたい」と意気込みを語った。
背番号は高校の先輩である小林誠司(巨人)と同じ22に決まり、「あこがれの小林さんと同じで素晴らしい。この番号に恥じない一流のキャッチャーになりたい」と話した。
今夏の甲子園で1大会個人最多となる6本塁打を放ち、チームを準優勝に導いた高校球界のスターに、同席した白武佳久スカウト部長は「肩の強さ、足の速さ、野球センスと三拍子そろっている」と期待を寄せた。【前本麻有】
◇広島の2選手が背番号変更
広島は22日、中村恭平投手(28)の背番号を64、安部友裕内野手(28)を6に変更すると発表した。
中村恭が付けていた22は、ドラフト1位指名の中村奨成捕手(広島・広陵高)、安部の60は同4位の永井敦士外野手(東京・二松学舎大付高)が来季から付ける。
(※引用元 毎日新聞)