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「二枚看板+森下」が軸、床田・九里の不振で4番手以降は混迷レース

2020年3月18日

「二枚看板+森下」が軸、床田・九里の不振で4番手以降は混迷レース

猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で開幕は延期になったが、いずれの球団も来るべき時に備えて準備を進めている。果たして、広島の投手陣はどんな陣容で開幕を迎えるのか。一軍で出場機会を得られそうな選手を対象に、キャンプやオープン戦で見えてきた現時点での序列を整理する。

<記号の見方>
◎=先発/ブルペンの柱、〇=一軍有力、△=一軍当落線上、★=将来の主戦投手候補、×=故障離脱中/開幕二軍濃厚

【先発】
◎大瀬良大地
◎ジョンソン
〇森下暢仁【NEW】
△床田寛樹
△九里亜蓮
△遠藤淳志
△アドゥワ
△薮田和樹
×野村祐輔
×山口翔

先発陣争いは、3番手までとそれ以降で大きな差がついている。まずローテの柱は、大瀬良とジョンソンの左右の両輪で決まり。彼らのフル回転なしでは、優勝は見えてこない。大学No.1投手の呼び声も高い新戦力の森下は、強力西武打線を5回無失点に封じるなど好投を続ける。心配は体力面だけか。

ローテ入り有力だった実績組の床田や九里の思わぬ不振により、4番手以降のローテ争いは混沌としたものに。床田は球威が上がらず、九里は制球を乱して二軍降格と、両者ともに開幕ローテ入りに暗雲が垂れ込めてきた。

一方で、佐々岡真司新監督からの期待も高い遠藤や、フォーム変更で球威向上を図るアドゥワといった若手がローテ有力候補に浮上。加えて、3年前の15勝投手である薮田も復活の兆しを見せつつある。故障離脱中の野村は、開幕延期の影響でローテ入りが間に合う可能性も出てきた。キャンプ中に二軍降格となった山口は、シーズン中の数少ないチャンスを掴みたいところだ。

【救援】
○フランスア
〇一岡竜司
○スコット
〇菊池保則
○塹江敦哉
○高橋樹也
△DJ・ジョンソン
△岡田明丈
△今村猛
△島内颯太郎
×中崎翔太
×中村恭平

救援陣は柱となる投手がおらず、確固たる勝ちパターンの構築は進んでいない。ここ2年の実績を鑑みると、フランスアが柱となるべきだが、いまだ球威が上がらず。また、クローザー候補の期待も高い、パワーカーブが持ち味のDJ・ジョンソンは、実戦で被弾するケースが多いのが気がかりだ。

一方、ある程度の働きが見込めるのが、一岡とスコットだろう。実績のある前者は力強い速球を取り戻しつつあり、セットアッパーとして期待できそう。横の揺さぶりで勝負する後者は好投を続けて評価を高めており、状況次第ではクローザー起用もあるか。

その他では、昨年セットアッパーも務めた菊池保が失点を重ねるのを尻目に、150㎞超の速球が武器の塹江と、コマンド能力が光る高橋樹の両左腕が好投を続けているのは明るい材料だ。佐々岡新監督からの期待も高い岡田が、台頭すると層も厚くなるだろう。

中崎は練習試合で実戦復帰を果たしており、これから徐々に状態を上げていくところ。開幕後は実績十分の今村、球威は抜群の島内、故障離脱中の中村恭の活躍ぶりも重要になってくる。(yuma)

(※引用元 THE DIGEST

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