カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

中村祐太、さらなる飛躍の年に!/2018年、期待度No.1

2018年1月12日

中村祐太、さらなる飛躍の年に/2018年、期待度No.1

高みに登ったからこそ、見えてきたものがある。プロ4年目の2017年は、中村祐太にとって飛躍のシーズンとなった。

5月3日の中日戦(マツダ広島)で、プロ初登板、初先発。5回3失点ながらも打線の援護もあり、初勝利をつかんだ。初回に無死二塁といきなりピンチを背負ったが、最少失点でしのいだ。デビュー戦の緊張感を感じさせず、ひたすらに腕を振って打者に向かっていく姿に、緒方孝市監督は「よく投げてくれた」と目を細めた。

閉幕まで14試合に先発し、5勝4敗をマークして37年ぶりのリーグ連覇に貢献。右肩痛などの故障に苦しめられた過去を振り切り、優勝チームの中で存在感を示してみせた。

だが、最後に悔しさも味わった。2年連続の日本シリーズ進出を目指して戦ったCSファイナルステージ。本拠地で行われたDeNAとの試合では、チームに帯同して調整したが、登板機会はないまま敗退を見届けた。

「ペナントレースで信頼を勝ち取れず、CSで投げられなかった自分に悔しさがある」

初勝利から約半年が経過。積み重ねた勝利の数だけ、プロとしての自覚が増していた。

18年に見据えるのは、1年間を通して先発ローテーションで投げ続けること。そのためにオフはワインドアップの投球フォーム固めに力を注いだ。17年途中からはコントロールや安定感を重視してランナーなしでもセットポジションで投げていたが、「本来のフォーム」と語るスタイルで、さらなる球威のアップを狙っている。

広島の先発陣は多士済々。16年沢村賞投手のジョンソンを筆頭に、野村祐輔や薮田和樹、大瀬良大地、岡田明丈など2ケタ勝利投手が名を連ねる。経験値では先輩には敵わない。だからこそ、中村祐には計り知れない成長の余地がある。

「レギュラーシーズンとはまた違う緊張感がある舞台で、自分がどれだけ投げられるか知りたい」

もう一段、上へ。勝負の1年が始まった。(写真=BBM)

(※引用元 週刊ベースボール

関連記事

丸が抜けた穴をどう埋めるか、カープが「危機」を4連覇に変える術!

丸が抜けた穴をどう埋めるか、カープが「危機」を4連覇に変える術!

広島が難題に挑もうとしている。2019年、セ・リーグではV9の巨人以来2球団目(3度目)、両リーグでも4球団目(6度目)の4連覇がかかっている。 ただ、シーズン終盤に引退を表明していた新井貴浩に続き、 …

実態は『松田家』の私有球団…「広島マツダカープ」と呼ばれないワケ

実態は『松田家』の私有球団…「広島マツダカープ」と呼ばれないワケ

広島東洋カープは、現在の日本プロ野球において、ただ1チーム「親会社」を持たない球団として、「12球団唯一の市民球団」と呼ばれている。しかし、現在カープの株式を持っている市民は一人もおらず、実態は松田( …

赤ヘルをかぶっただけで…カープファンは関西でいじめられるのか!?

赤ヘルをかぶっただけで…カープファンは関西でいじめられるのか!?

まもなく終わろうとしている2019年。元号が変わったことで、何かと平成元年のことを思い出す機会が多かったのではないだろうか。ところで、広島の人々や全国のカープファンにとっては、思い出深い「元年」がもう …