カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

この戦力でなぜ勝てない?低迷続く、来季の躍進は「佐々岡采配」次第

2022年1月16日

この戦力でなぜ勝てない?低迷続く、来季の躍進は「佐々岡采配」次第

昨季のプロ野球は、誰も順位を予想できなかっただろう。ヤクルトが2年連続最下位からリーグ優勝、日本シリーズでもオリックスを下して日本一に駆け上がった。

スポーツ紙記者は「今年もセリーグは大混戦になる」と予想する。

鈴木誠也が抜けても「十分に戦える」

「戦力で言えば巨人が他球団よりアドバンテージを感じますが、独走するほどの力はない。心配なのは今年も先発陣を中4,5日で回す方針を打ち出していることです。昨季の夏場からこのローテーションを導入しましたが、戸郷翔征、高橋優貴がバテて機能せず大失速した。今年も同じ轍を踏まないとは言い切れない。
ヤクルトは奥川恭伸、高橋奎二ら若手の先発投手が台頭しましたが、他球団も研究してくるでしょう。昨年のように勝てるほど甘くはない。
戦力で言えば広島は面白い。鈴木誠也はポスティング・システムでメジャー移籍の可能性が高いですが、投手の柱でFAの去就が注目された大瀬良大地、九里亜蓮が残留したのが心強い。投打の陣容を見ると十分に戦える戦力だと思います」

金メダルに輝いた昨年の東京五輪で史上最多の4選手が選ばれたのが広島だった。

鈴木、森下暢仁、栗林良吏、菊池涼介と侍ジャパンでも中心選手として大活躍。故障で同大会を出場辞退したが、會澤翼も選出された。

「佐々岡監督の手腕が問われます」

打線を見ると、天才的なセンスに定評がある西川龍馬、若手も昨季打率.315をマークした坂倉将吾、正遊撃手の座をつかんだ小園海斗、クリーンアップ候補の林晃汰、リードオフマンとしてシーズン終盤に躍動した宇草孔基と才能豊かな選手が多い。

投手陣も大瀬良、九里、森下に加えて、床田寛樹、玉村昇悟など球に力のある若手左腕もいる。守護神は1年目の昨季新人で37セーブ、防御率0.86と大活躍した栗林良吏。これだけのタレントを擁しながら、3年連続Bクラスに低迷したのが不思議に感じる。

スポーツ紙デスクは来季のキーマンに、「佐々岡監督」を挙げる。

「小園、宇草はもっと早く使っても良いぐらいだった。ベテランを使い続けて新旧交代が遅れた感があります。戦力は確かに他球団に見劣りしないですが、勝負弱い。接戦で首をかしげる采配も少なくありませんでした。佐々岡監督は就任3年目で色々学んだでしょう。昨年のヤクルトで高津臣吾監督の采配が光ったように、混戦を抜け出すためにカギを握るのはベンチワークです。佐々岡監督の手腕が問われます」

球団史上初のリーグ3連覇を達成した16~18年の黄金時代を再び築けるか。(中町顕吾)

(※引用元 J-CAST

関連記事

丸佳浩、数少ない野球に対するこだわり『全試合出場』/記録への挑戦

丸佳浩、数少ない野球に対するこだわり『全試合出場』/記録への挑戦

個人目標をほとんど口にすることのない丸佳浩が、口を開いた。「試合に出続けることは、僕にとっての数少ない野球に対するこだわりです。モチベーションになっています」 2013年5月20日から始まった連続試合 …

江川卓、史上初『3年連続最多勝』をアノ広島カープの投手に阻まれた

江川卓、史上初『3年連続最多勝』をアノ広島カープの投手に阻まれた

プロ野球において、投手が連続して最多勝を獲得するのは非常に困難とされている。 パ・リーグでは、野茂英雄氏がルーキーイヤーの90年から4年連続の最多(2リーグ制以降)を記録したが、セ・リーグは投手が打席 …

首位・阪神に接近、混セの主役は新井カープか?快進撃が続く「理由」

首位・阪神に接近、混セの主役は新井カープか?快進撃が続く「理由」

今季が就任1年目の新井貴浩監督率いる広島が好調を維持している。広島は6日に行われた阪神戦(マツダ)に4-0と勝利。一発攻勢と投打がかみあい、カード勝ち越しを決めた。順位は3位と変わらずも首位・阪神に2 …