カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

小園、同期選手との差は広がるばかり?転換期を迎えるチームの顔へ!

2022年3月5日

小園、同期選手との差は広がるばかり?転換期を迎えるチームの顔へ!

広島東洋カープの小園海斗が好調だ。2月下旬から行われているオープン戦では、全試合スタメン・5番での起用に応え、持ち前のシュアなバッティングを披露している。

カープにとって初戦となった2月26日の巨人戦では2本のヒットを放ち、キャンプ中からの状態の良さを維持し、実戦で結果に繋げた格好だ。また、3月2日のDeNAとのオープン戦では1、2打席は凡退だったものの、7回の第3打席、初球をセンター前にはじき返し、思い切りの良さも見られるなど、新シーズンへの期待が一層、高まっている。

プロ3年目のシーズンだった昨年は初の規定打席に達し、打率も.298とリーグ10傑(8位)に名を連ねるという好成績を残した。打順も序盤は8番で存在感を発揮し、夏場以降は3番、2番と、中軸に据えられている。チームトップの鈴木誠也に次ぐ65得点など、打撃・攻撃面で大きな飛躍を遂げたシーズンを送った。

現在、オープン戦でのここまでを見る限りでも、遊撃のポジションでは不動のレギュラーとしての位置につけていることも間違いない。4年目となる今季は初の開幕スタメンはもちろん、鈴木が抜けた後の打線において、新たなチームの「顔」として昨季以上の成績が求められる。

また、これまで大きな関心が寄せられてきたプロ入り同期選手の中での出世争いも、一歩リードを広げた感が強い。小園が4球団の指名を受け、カープに引き当てられた2018年のドラフト会議は、稀に見る「豊作」と話題を呼んだドラフトとして記憶されている。

小園と同じく4球団競合となった中日の根尾昂や、3球団から1巡目に名前を呼ばれた千葉ロッテの藤原恭大、他にもオリックスの太田涼や日本ハムの吉田輝星など、当時の高卒ドラフト1位ルーキーは現在も「才能の原石」として注目を集めている。その中でも、小園は1年目より結果を残してきており、昨年はレギュラー定着、3割まであと一歩と、着実に実力を示し続けてきた。

同期の高卒1位選手それぞれが出場機会を増やしてきてはいるものの、定位置獲得に至っていないこともあり、小園のここまでの成長が印象付けられている。もちろんカープ内でも、小園海斗が主力としてチームを牽引する役割なのは誰もが認めるところだ。鈴木のメジャー移籍が確実視され、大きな転換期を迎えているカープを支える存在として、背番号51にとっての新シーズンは、さらに忙しくなりそうだ。(佐藤文孝)

(※引用元 リアルライブ

関連記事

大瀬良が今季から着ける「C」マーク、誠也とも連携を深めて引っ張る

大瀬良が今季から着ける「C」マーク、誠也とも連携を深めて引っ張る

大瀬良大地のユニフォームの胸には今季から「C」マークが記される。佐々岡監督からの指名で、野手の鈴木誠とともに、主将に就任することが決まった。これまでも投手陣のリーダー的存在としてチームを引っ張ってきた …

再び暗黒時代に突入へ…なぜ、カープは急激に弱体化してしまったのか

再び暗黒時代に突入へ…なぜ、カープは急激に弱体化してしまったのか

2016年に25年ぶりのリーグ優勝を果たし、そこから三連覇を成し遂げた広島。ちなみにセ・リーグで三連覇を達成したのは巨人以外の球団では初という快挙である。だが、昨年は最後の最後で阪神に逆転されて4位と …

初サヨナラ勝ちで新井監督の姿に注目 「あんなにはしゃぐ監督は…」

サヨナラ勝ちで新井監督の姿に「あんなにはしゃぐ監督見たことない」

監督とは思えないほど、我を忘れたようにサヨナラ勝ちを喜ぶ指揮官も珍しい。広島は15日ヤクルト戦の9回2死から、秋山翔吾外野手(34)が逆転サヨナラ2ランを放った。 ホームベース付近で待ち構えるナインの …