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観客制限撤廃も…ガラガラ、一体なぜ?「応援の醍醐味失われたまま」

2022年4月25日

観客制限撤廃も…ガラガラ、一体なぜ?「応援の醍醐味失われたまま」

新型コロナウイルス感染対策による観客制限が撤廃された今シーズンのプロ野球。しかし、肝心の客入りは伸び悩んでいる。

2022年4月21日までの平均観客数は、コロナ前のシーズンの7割程度。特にパ・リーグで低調が目立ち、1万人を切る試合も複数出ている。識者は、観客制限が撤廃されても「スタジアムで応援するという醍醐味は失われたまま」だと指摘する。

現地ファンからも嘆く声

「こんなん空いてるの!?」「ガラガラやなぁ」

今シーズン、試合を観に球場に訪れたツイッター上の野球ファンからは、客入りの少なさを嘆く声が相次いで聞かれている。

プロ野球の観客動員は、16年~19年シーズンまで4年連続で過去最高を更新。しかし、20年と21年は新型コロナウイルスの影響で、無観客試合や収容制限有りの試合が続いた。ようやく観客制限なしで再開した22年シーズン。4月16日、17日に阪神甲子園球場で行われた巨人対阪神の「伝統の一戦」はいずれも4万人を超える盛況ぶりだった。

だが、全体的に見ると客入りは低調だ。今シーズンと19年シーズンの4月21日終了時点での1試合平均観客数を比較すると、19年は2万9630人だったのに対し、22年は2万1900人と、コロナ前の74%にとどまっている。

リーグごとにみると、セは19年が3万2752人だったのが22年は2万5184人に。パでは2万6455人だったのが1万8394人にまで減っている。

パ・リーグでは、1万人を切る試合も頻出している。4月19日と20日にベルーナドーム(埼玉県所沢市)で行われたロッテ対西武のカードは、2日続けて7000人台にとどまった。

また、新庄剛志監督の就任による「BIGBOSS効果」が期待されていた日本ハムも、札幌ドームでの主催3試合(4月5日、6日、8日)で1万人を下回った。札幌ドームの日本ハム主催試合では5月22日まで約4万2000人の収容人数の50%を目安にチケットが販売されている。ただ、1試合平均は1万3000人台と、いずれにしても集客には苦戦している状況だ。

「コロナ禍観戦」の不安も…

なぜ、客入りが戻らないのか。スポーツマーケティングなどを専門とする和光大学現代人間学部人間科学科の原田尚幸教授は22日、J-CASTニュースの取材に「コロナの感染状況が終息したとは言えない状況で、満員のスタジアムが安心・安全であるとはまだ考えにくく、もう少し様子を見てから判断するという人が一定数いるのではないか」と見解を示す。

実際に今シーズンの試合を何度か現地観戦し、観客の少なさを認識したという原田氏。野球観戦者の目線で、試合観戦時の懸念をこう指摘する。

「コロナ禍での観客制限時は両隣が1席空いていたので安心して観戦することができましたが、規制撤廃後は、同じチームのファンとはいえ、見ず知らずの人と隣同士で観戦することにまだ慣れていません。アルコールの販売も再開されましたが、少数ながら酔って大きな声援を送る人もいるため、不安を感じることがあります」

その一方、コロナ対策のため「声出し」応援ができず、「スタジアムの一体感」が損なわれていることも集客不調につながっているのではないか、と指摘する。

「現状では選手の応援歌やチャンステーマ、広島東洋カープの『スクワット応援』など独特の応援スタイルにも制約があり、コロナ以前のような雰囲気にはほど遠いのが現状です。スタジアムで応援するという醍醐味は失われたままであり、テレビまたはネットで観戦した方が安心だと考える人も少なくないと考えます」

04年の球界再編以降、パ・リーグの球場を中心に「ボールパーク化」が進み、試合以外でもファンを楽しませる仕掛けが充実した。原田氏は「地道な経営努力により、オールドファンに加えて女性ファンや家族連れなど新規ファンを開拓して、リピーター化に成功したことが毎年のように観客動員数を増やしてきた」と、コロナ以前のプロ野球人気を振り返る。

原田氏は観客動員がコロナ前まで戻るには「少なくとも2年程度はかかるのでは」としつつも、「以前のように制約なく応援できるようになれば、意外と早く客足は戻ってくるかもしれません」と見解を示す。

気兼ねなく声を出して野球を応援できる日は、いつになるだろうか。

(※引用元 J-CAST

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