12球団完全データファイル2022
オリックス&ヤクルトがともにリーグ連覇を飾った2022年。多くの記録も生まれたメモリアルなシーズンを、詳細データをベースに12球団ごとに細かく振り返ろう!
【新戦力査定/評価:A-】マクブルームは大健闘!ドラフト勢は今後に期待
今季、主に4番を務めたマクブルームはいぶし銀の働き。開幕から大振りすることなく、しっかりとボールを見極め、打率・272、17本塁打、74打点、出塁率・352をマークした。もう少し本塁打が出ればよかったが、OPS・794(出塁率+長打率)はリーグ10位。実は規定打席に到達した12球団の助っ人野手の中で最上位に位置している。
アンダーソンは13先発で3勝4敗、防御率3・60とまずまずの投球をしていたが、8月に故障で二軍落ち。その後は出番がなかった。リリーフ左腕のターリーは45試合で防御率3・11。悪くはなかったが、7本塁打を許すなど、ポロっと打たれる場面も多く、信頼感はイマイチだった。
ドラ1左腕の黒原拓未はリリーフで期待されていたが、12試合で防御率6・52と打ち込まれ、5月に二軍に落ちてからはファームでも登板なし。代わりにドラ5・松本竜也が50登板で防御率3・56と奮闘し、ドラ2・森翔平も終盤戦に先発で初白星を挙げ、結果を残し始めた。
野手ではドラ3・中村健人とドラ6・末包昇太が外野で起用されたが、いずれもレギュラー奪取ならず。電撃入団の秋山翔吾は44試合で打率・265と調子が上がりきらなかった。
広島東洋カープ2022新戦力選手成績
【投手】
黒原拓未 12試合 0勝 0敗 1H 0S 防御率6.52
森翔平 8試合 1勝 0敗 1H 0S 防御率1.89
松本竜也 50試合 4勝 2敗 4H 0S 防御率3.56
アンダーソン 13試合 3勝 4敗 0H 0S 防御率3.60
ターリー 45試合 2勝 4敗 14H 0S 防御率3.11
【野手】
マクブルーム 128試合 122安打 17HR 74打点 0盗塁 打率.272
中村健人 63試合 29安打 3HR 10打点 0盗塁 打率.240
末包昇大 31試合 23安打 2HR 14打点 0盗塁 打率.299
秋山翔吾 44試合 41安打 5HR 26打点 0盗塁 打率.265
(※引用元 ラブすぽ)