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捕手専念の坂倉将吾はどうか?打てる捕手は「スーパーキャッチャー」

2023年3月29日

捕手専念の坂倉将吾はどうか?打てる捕手は「スーパーキャッチャー」

今季すごく興味を持っているのが、広島の坂倉将吾です。昨年まではサードやファーストでも起用されていましたが、今季はキャッチャーに専念します。

坂倉は2021年にセ・リーグ2位の打率.315(首位は鈴木誠也で同.317)を記録するなど、高い打力はすでによく知られています。この年は捕手としての出場は62試合にとどまりましたが、今年キャッチャーに専念して果たしてどれくらい出場し、どの程度の打率を残すのか。キャッチャーとして言えば、90試合前後スタメンで出られればOKというところだと思います。

捕手として出場しながら打撃でも成績を残していくのは、プロでマスクをかぶった者からすると、すごいことだと感じます。僕自身は通算打率.240と、それほど打てなかったので……。正捕手として試合に出ながら、バットでも成績を残していける選手は「スーパーキャッチャー」だと思います。

キャッチャーとして試合に出続けるためには、まずは体力が必要です。僕は右投げ右打ちでしたが、試合の終盤になると握力が落ちてきて自分のパフォーマンスをなかなか発揮できないこともありました。

キャッチャーはどうしても守備のことに思考が行きがちで、打席への意識が薄くなることもあります。僕もそうでした。全部が全部そういうわけではないですが、守備に意識がいっているまま打席がまわってくることもありました。そうした打席でヒットを打っていくためには、高い打撃技術と集中力が必要です。それができずに”何か”が欠けてくると、僕みたいに思ったような打撃成績を残せなくなってしまいます。

坂倉をキャッチャーとして見た際、持ち味は体が強いところです。二盗を仕掛けられた際、刺すことができる肩の強さもあります。

ただし、正捕手として1シーズン出続けた経験はまだありません。マスクをかぶり続けることで、キャッチングやステップなど、いろんな課題が出てくるはずです。それを早い時期に、ひとつずつクリアしていってほしいですね。もともとバッティングが魅力なので、「守備は守備、打撃は打撃」としてともに頑張ってほしいところです。

そういう意味では、西武からFA(フリーエージェント)でオリックスに加入した森友哉はすごいと思います。彼はまさに「打てるキャッチャー」です。ただし、昨季は打率.251に終わりました。総合力を考えると、首位打者を獲得した2019年(打率.329)や、2021年(同.309)のようにバットでも期待されるところです。

森はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表を辞退して、春季キャンプからオリックスで準備を入念に行なってきました。新たなチームに移った捕手がやるべきことは、キャンプでピッチャーたちの球を受けて特徴を知っていくことです。ブルペンで受けるだけではなかなかわからないことがあるので、オープン戦でも受けていく。そうしてシーズン開幕を迎えると、ピッチャーは力の入れ具合や緊張感で球の質が変わってくる。キャッチャーが落ち着いてくるのは、対戦カードが1、2まわりした頃ですね。

去年までオリックスでは若月健矢が60試合以上でマスクをかぶってリーグ連覇をしましたが、FAで獲得したという経緯を考えると、今年は森をある程度使うと思います。そこで、森はどんな成績を残していけるか。若月もチャンスを窺っているので、ふたりの相乗効果でオリックスのバッテリーがどうレベルアップしていくかも見ものです。

対して森が抜けた西武には柘植世那、古賀悠斗というキャッチャーがいます。去年捕手として出場したのは、柘植は42試合、古賀は26試合でしたが、トータル的にふたりともいいものを持っています。松井稼頭央監督は先発投手に応じて使い分けると話していましたが、試合に出ることで磨かれていく能力があるはずです。どんどん競争して、レベルを上げていってほしいですね。

そのほかのキャッチャーではDeNAの松尾汐恩、中日の山浅龍之介というふたりの高卒選手に注目しています。ともに春季キャンプで見ましたが、松尾は高校の頃と”同じ姿”でした。つまり、コーチは何もいじっていないということです。まだ高校の時と同じような動きという印象で、これからどうなっていくかは想像がつかないですが、ドラフト1位で期待されて入団しています。いずれ正捕手になってほしい存在ですね。

一方、山浅はキャッチャーとしてのスキルはかなり高いものがあると感じました。キャッチングもうまいですし、セカンド送球も捕ってから速い。送球の正確性も結構あったので、これは面白いキャッチャーだと感じました。これから体力がついて経験を積み、打つほうも力をつけていけば、主力になる可能性があるキャッチャーです。

1年目から一軍でどれくらい出られるかは、他の選手との兼ね合い、そしてベンチの考え方次第になります。少なくとも、守りに関しては一軍で出場しても問題ないレベルに達していると思います。

高卒キャッチャーという意味では、昨年、ロッテの松川虎生が1年目から捕手として76試合に出場しました。佐々木朗希とのコンビですごく注目されましたが、1年目からプロのピッチャーの球をあれだけ捕れて、試合に出られるのはすごいことです。ただし、打率.173とバッティングに課題を残しました。プロ野球ではある程度打たないと、キャッチャーといえども出られなくなります。2年目を迎えて松川がどれくらい去年の課題を潰していけるか。1年目にいいものを見せてくれただけに、さらなる成長が楽しみな選手です。

(※引用元 web Sportiva

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