広島が連敗で勝率5割に逆戻り、4位に転落した。攻撃陣が前日は零封され、この日は1点。新井貴浩監督は「そう簡単にはね。連打というのは難しい」と阪神投手陣攻略に苦戦した試合を振り返った。
2点を追いかけた7回1死二塁では、坂倉の大飛球が逆風に押し戻されて中飛。不運の空気が漂った直後、19日に1軍昇格した林が中前適時打を放って粘りは見せた。
昨季1軍出場がなかった林の奮闘に、新井監督も「スタメンで出たばかりだけど、攻撃的にスイングしていく姿勢がすごく見える」と目を細めた。
広島サミットの影響で続いた長期ロードはこの日で終わり。7勝5敗と2つ勝ち越した。指揮官は「2週間のビジターだったけど、選手は本当よく頑張った」とねぎらった。本拠地に帰り、23日からは中日、ヤクルトを迎えての本拠地6連戦に臨む。
(※引用元 中日スポーツ)