カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

新井イズムは、夏場から正念場?ベテラン陣…野手陣に広がる不安要素

2023年7月13日

新井イズムは、夏場から正念場?ベテラン陣…野手陣に広がる不安要素

広島は負ければ3位が入れ替わる12日の巨人戦(東京ドーム)で、投手戦を制してAクラスを死守。新井貴浩監督(46)の就任1年目から健闘が光るが、野手陣に広がる〝新井イズム〟は夏本番で不安要素にもなり得る。

「ここまで好成績を残せているのは、間違いなくベテランの力が大きい」。チーム関係者はそう分析し、起用法が佐々岡真司前監督(55)が率いた昨季までと大きく変わった点を指摘する。

ここまで秋山翔吾外野手(35)が全81試合、菊池涼介内野手(33)も74試合で先発出場。田中広輔内野手(34)も昨季わずか8試合だったスタメンが、すでに35試合を数える。

「ベテランであろうと、佐々岡監督時代のような積極的休養を名目とした欠場は基本的にない」と前出関係者。

ベンチスタートの日であっても、「試合途中まで戦況を見つつ、『守ってきて』と途中出場のパターンもある。新井さんの方針があるので、それに可能な限り応えなきゃいけない」と菊池は話す。

試合前の空気も様変わりした。「以前はコンディションが悪ければバレない程度に練習で手を抜いていた者もいたが、今は新井監督がずっとグラウンドに立って目を光らせているから、首脳陣も同じく選手に厳しく接している」と前出関係者。

指揮官自身も猛練習でつかんだ定位置を守るため多少のケガでは休まない選手だっただけに、〝新井イズム〟が浸透しているが、出ずっぱりのベテラン勢は体力の消耗が激しい夏場から正念場だ。

ガス欠を防ぐには、まだ力の差がある若手の奮闘が不可欠。前日の死球の影響で欠場した菊池に代わってこの日先発した23歳、小園の決勝2ランは明るい材料だ。(山戸英州)

(※引用元 夕刊フジ

関連記事

泥沼カープを象徴するジョンソンの引退、優良外国人選手獲得も今や昔

泥沼カープを象徴するジョンソンの引退、優良外国人選手獲得も今や昔

18日の中日戦に0-3で敗れ、4連敗を喫した広島。3試合連続の零敗、30イニング連続無得点という惨状だ。 今季11度目の零封負け。目を覆うばかりの惨状と言うしかない。まさにひと昔前の弱小球団に逆戻り。 …

2013年入団・田中広輔、高・大・社と名門で揉まれた実力派内野手

2013年入団・田中広輔、高・大・社と名門で揉まれた実力派内野手

梵英心、菊池涼介、堂林翔太と右の内野手が多い広島は、補強ポイントである左の内野手に即戦力候補を指名した。名門で揉まれた実力者の足跡を辿る。 社会人で磨いた守備 広島カープから3位指名を受けた田中広輔。 …

林晃汰、来季の目標は20発!空白が濃厚の四番を狙う「ポスト誠也」

林晃汰、来季の目標は20発!空白が濃厚の四番を狙う「ポスト誠也」

来季4年目を迎える林には「ポスト誠也」の呼び声が高い。今季はチームが新型コロナ禍に見舞われた5月中旬に一軍に昇格し、三塁手としてレギュラーに定着。規定打席に到達はできなかったが、102試合で95安打を …

新着記事