広島は5日、2017年に勝率第1位のタイトルを獲得した薮田和樹投手(31)、同年に12勝を挙げた岡田明丈投手(29)ら、育成3選手を含む6選手に来季の契約を結ばないと通告した。
支配下は薮田、岡田、三好匠内野手(30)の3選手、育成は行木(なみき)俊投手(22)、中村来生投手(20)、木下元秀外野手(22)の3選手。
薮田、行木、中村来、木下は他球団での現役続行を希望しており、11月15日に行われる12球団合同トライアウト(鎌ケ谷)受験も視野に入れている。2021年オフに右肘を手術した岡田は育成としての再契約を打診され、移籍か育成への切り替えを検討するという。三好は引退して球団に残る方向だ。
2016年からのリーグ3連覇にも貢献した薮田は、今季は1軍登板3試合、計4イニングで防御率9・00に終わった。チャンスが少なかった一方で「1年を通して、体はどこにも不具合なくできたし、まだやれるという気持ちだけはずっと持っていた。(1軍に)上がれない悔しさや結果が出ない悔しさはあったが、野球ができている状況はすごく楽しかったというか、思い通りにプレーできていた」と体調面に不安がないことを明かした。
(※引用元 中日スポーツ)