今年のプロ野球(NPB)でフリーエージェント(FA)宣言期間は14日まで。13日までに、オリックスの山崎福也投手、西武の平井克典投手、ロッテ・田村龍弘捕手が宣言を済ませている。
獲得は一部球団に集中
今年は、女性トラブルが不起訴となった元・侍ジャパンの山川穂高(西武)の動向なども注目を集める。この件がなければストーブリーグの華だったと思われるが、まだ宣言はしていない状況だ。
FA制度は、選手にとってはより活躍できる場所や評価を求める権利であると同時に、それまでのファンにとっては一抹の寂しさも感じるもの。
また、獲得球団は巨人や阪神、ソフトバンクなど資金力のあるチームが目立つ。一方の広島カープは1人も獲得していない。こうしたFAで選手を集める球団に対して、世間はどのように評価しているのだろうか。
最多は「印象悪い」だが
Sirabee編集部が、11月10〜12日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「プロ野球のFA制度」について調査したところ、最も多かった答えは「金に物を言わせて印象が悪い」で26.8%。
「チーム強化のために良い」という回答が、24.1%。「選手本人のために良い」が20.8%だった。
全体的には、新チームの編成や選手自身のためにポジティブな評価をしている人が多いものの、「金満球団」という厳しい視線も少なくない。
男女の意識差も
今回の調査結果、男女によってもやや印象が違うようだ。男性では、「印象が悪い」が3割を超える一方で、「良い」というポジティブな評価も女性よりかなり多い。
女性の野球ファンも増えつつはあるものの、全体としては「よくわからない」という人が多い可能性も。
いずれにせよ、宣言締め切りまで、あと今日を残すのみ。有資格の選手たちはどのような判断を下すのだろうか。
(※引用元 Sirabee)