広島の鈴木清明球団本部長は4日、西川龍馬外野手(29)のオリックスへのFA移籍に伴う補償について、近日中に決定する考えを明かした。広島市南区の球団事務所で取材に応じ、「できれば明日にははっきりさせたい」と語った。人的を含む補償か、全て金銭にするかは明言しなかった。
オリックスから獲得できる人的補償は同球団の支配下選手から外国人と同球団が任意に定めた28人を除いた中から選ぶ1人。「プロテクト」と呼ばれる28人のリストは昨年中に広島球団に届いている。
3年連続パ・リーグ制覇のオリックスは豊富な人材を抱えており、広島は人的補償を選択する可能性が高い。
補償を完了させる期限は、FA選手契約締結のコミッショナー公示から40日以内とされている。今回は1月13日が期限だが、早ければ5日の決定と発表を目指す。
(※引用元 中日スポーツ)