広島は25日、広島市南区の球団事務所でスタッフ会議を開き、2月のキャンプに向けた1、2軍振り分けなどを決めた。大学卒業のための勉強で調整が遅れているドラフト1位の常広羽也斗投手(22)=青学大=は2軍スタートとなった。
常広は学業のため今月の合同自主トレを抜けることもあった。新井貴浩監督(46)は「テスト勉強も、練習もしないといけないと焦っていると思う」と常広の心情も察し、「焦る必要はない。ファームでじっくりしっかりやって、いつでも1軍には合流できるから」とスロースタートの方針を示した。
同じく大学出の支配下ルーキー3人、2位の高(大商大)、3位の滝田(星槎道都大)、5位の赤塚(中京学院大)は1軍スタート。即戦力と期待される常広が1人遅れる格好となった。
新井監督は「頻繁に入れ替えがあると思う」とキャンプ中から1、2軍の行き来を活発にする考えも明かした。型にははめず、それぞれの状況に応じてチャンスを与える。
(※引用元 中日スポーツ)