元西武ライオンズの伊東勤氏が、自身のYouTubeチャンネル『110チャンネル【伊東勤】』で新井貴浩監督率いる広島東洋カープの「好調の要因」を分析した。
伊東氏が広島の現状を分析
セ・リーグ首位を走っている広島について伊東氏は「善戦をしていると思いますね。投手に限らず、野手すべての選手をうまく使い切ってるというか」と分析する。
続けて「選手ファーストというね。昨年、そういうことを掲げて新井監督が就任して、結果も残してますし。今年も打線がなかなか点が取れなくて、長打を打つ選手がいなくて、どうやって戦っていくんだという」と指摘した。
「投手陣ががんばってきて」
さらに伊東氏は「キャンプに行ったときもね、 僕がちょうど視察に行ったときに紅白戦をやっていて、もう見逃し三振して平気で帰ってきてうなずくような外国人だったんですけど」振り返る。
そして「広島カープの関係者の人に『大丈夫ですか?』と聞いたら、『これからだと思います』と言っていたけど、結局上には出てこなかった。そういう打線が厳しいなか、投手陣ががんばってきて。派手さはない野球ですけども」と分析。
その後、広島の投手陣について伊東氏が選手を挙げながら、持論を展開した。
藤井ヘッドの能力が好調の要因?
新井監督の投手起用について伊東氏は「新井監督の場合は、最終的には自分で決めるんでしょうけど、非常に対話というか、コーチ陣とのコミュニケーションをすごく大事にしていて」と分析する。
続けて「藤井ヘッドがいますよね。彼のアドバイスを、だいぶ聞いているみたいなんですよね。藤井ヘッドもあんな顔してますけど、結構キレ者で、なかなかいいやつなんですよ。藤井ヘッドの影響もあると思いますね 」と藤井彰人ヘッドの能力が好影響を与えているという見方を示した。
9日終了時点でセ・リーグ首位
広島は序盤外国人選手や末包昇大選手故障の影響で得点力不足に苦しみ出遅れたものの、5月に入ると調子を取り戻す。
さらに課題と言われ続けた交流戦も9日終了時点で勝率5割をキープ。阪神タイガースが苦しんでいることもあり、セントラル・リーグ首位に。2018年以来の優勝に向け、好位置につけている。
伊東氏が広島好調の要因を分析
(※引用元 Sirabee)