カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

精神的支柱、新井が後輩にエール「キクの目が、チームを成長させる」

2018年10月4日

精神的支柱、新井が後輩にエール「キクの目が、チームを成長させる」

セ・リーグ3連覇を果たした広島の精神的支柱で、今季限りでの現役引退を表明した新井貴浩内野手(41)が夕刊フジの直撃に応じ、来季以降チームを支えていく後輩たちについて語った。

今季の新井は62試合出場(2日現在)にとどまり、代打での起用が目立つ。チームを牽引したのは、田中広輔内野手(29)、菊池涼介内野手(28)、丸佳浩外野手(29)。同い年の“タナキクマル”トリオである。

「あの3人はとにかくバランスがいいんだよ。みんな基本的に人として“できている”後輩だけど、(叱り役、フォロー役など)分担がはっきりしている。プレーではおのおの頑張っているけど、そういう部分が(優勝に)大きく貢献したんじゃないかな」

一方、3人より1歳上で選手会長の会沢翼捕手(30)の存在も大きいとみている。

「彼はね、表ではあまり動かないけど、裏でチームを叱咤激励して支えるタイプ。会沢がそれを実践しているおかげで、すぐ年下のタナキクマルも動きやすくなっていると思う。会沢がいなかったら、やっぱりこのチームは締まらないね」

新井にとって最も親しい後輩といえば、菊池だ。2人で中国・四国地方限定発売の飲料水のテレビCMにも出演し、話題になっている。

「キク(菊池)はね、(マスコミの)皆さんや世間一般には『やんちゃな選手』という印象があると思うの。確かにそういう部分もあるんだけど、本当に周りがよく見えている子でね。プレーに生かされている部分も十分にある」と強調する。

「今はキクより年下の選手が増えて、彼の見る目が、チームの成長にかなり役立っていると思うなあ。どんな性格で、どんな特徴があるのか、グラウンドから離れたプライベートでも後輩をしっかりと見ている。そこが(若手の成長に)つながっていると思う」

タナキクマルらがプレー以外でもチームを引っ張れるようになったと実感したからこそ、新井は引退の決断に至った。「不安なく(ユニホームを)脱げるね」とうなずく。一方で「いつまでたっても、弟分たちのことは心配は心配だけどね」とおどけるのだが。

広島で長期低迷時代を過ごし、阪神にFA移籍、そして古巣に戻って美酒を味わった。最後は頼もしい後輩たちと一緒にクライマックスシリーズ、日本シリーズで有終の美を飾るつもりだ。(山戸英州)

(※引用元 夕刊フジ

関連記事

達川光男、絶妙なコミカルさでトリックプレー/1980年代の名選手

達川光男、絶妙なコミカルさでトリックプレー/1980年代の名選手

『珍プレー好プレー』のお約束のシーン きょう4月1日は1年で唯一、嘘をついていい日なのだそう。いわゆるエイプリルフールだ。最近は詐欺だとかフェイクニュースだとか笑えない嘘も多いが、わざわざエイプリルフ …

30代でレギュラーを掴み、欠かせない存在となった上本崇司のこと…

30代でレギュラーを掴み、欠かせない存在となった上本崇司のこと…

こんにちは、元広島東洋カープの中田廉です。夏の甲子園もいよいよ決勝戦。母校・広陵高校は惜しくも2回戦敗退となってしまいましたが、3年生のみんなに、本当にお疲れ様でしたと伝えたいです。広陵高校野球部で過 …

佐々岡監督の育成方針が物議…打率1割台の選手を見限らないワケは?

佐々岡監督の育成方針が物議…打率1割台の選手を見限らないワケは?

2019年のプロ入りから広島でプレーし、昨季までに「174試合・.271・9本・51打点」といった通算成績を残しているプロ4年目・21歳の小園海斗。21日に伝えられた広島・佐々岡真司監督のコメントがネ …

Archives by Month

新着記事