カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

先発ローテーションにサプライズあり?森下は、他球団への『ブラフ』

2020年2月27日

先発ローテーションにサプライズあり?森下は、他球団への『ブラフ』

「無観客試合」が新戦力の分析を遅らせてしまう。今、対戦チームがもっとも警戒しているピッチャーは、広島東洋カープの森下暢仁投手(明大)だという。

日本野球機構(NPB)は臨時の12球団代表者会議を開き、今後3月15日まで予定されている全72試合のオープン戦のほか、同29日から開始する春季教育リーグ33試合や、練習試合も「無観客」とすることを決めた(2月26日)。反対意見もなく、スンナリと決定したそうだ。

しかし、無観客試合となって、球界が被るリスクも見えてきた。観戦料が入ってこないことも大きいが、無観客試合とは、スコアラーも入れないことも意味する。それによって、新加入選手の分析も大幅に遅れてしまう。そして、もっとも「データが不足している」と見られているのが、広島のドラフト1位・森下投手なのだ。

「対外試合の初登板がちょっとヘンだったからね。どの球団スカウトも森下を高く評価していました。でも、スカウトの報告と異なる点が多くて」(在阪球団スタッフ)

森下がベールを脱いだのは、2月22日のヤクルトとのオープン戦。3イニングを投げ、失点2。初回こそ点を失ったが、その後は立ち直っている。広島・佐々岡真司監督もひと安心といった雰囲気だったが、他球団の評価は違う。「投げ方(投球フォーム)が変わってしまった」と――。

「投げる時、上半身が一塁側に傾いていました。若干、そういうクセがあることは森下を追い掛けたスカウトから聞いていましたが、報告よりもひどい」(前出・同)

一塁側に傾くから、腕を振る可動域も大きくなり、リリースする瞬間に手首 も立って、回転数の多いボールが投げられる。そんな見方もあるだろう。しかし、プロのスコアラーたちは「上半身が傾くから、球種が丸見え」だというのだ。

「こんなピッチャーではないんだが!?」

昨秋のドラフト会議での評価も高かったため、このデビューマウンドを指して「本気を出していない」と、セ5球団のスコアラーは見ていた。「再調査の必要アリ」としていたところに無観客試合が決まった。そのため、今、森下がもっとも警戒されているのだ。

「佐々岡監督は投手出身なので、上半身が一塁側に傾くことによるデメリットは分かっているはず。キャンプ中、森下に投球フォームを指導する場面はなかったと思うが…」(プロ野球解説者)

広島は先発ローテーション入りさせる他のピッチャーを隠しているのではないだろうか。森下にメディア、他球団スコアラーの注目が集まっていたその裏側で、これまで中継ぎを任せてきた誰かに先発転向の調整をさせていたのかもしれない。

対戦チームは広島投手陣に警戒を強めている。スコアラーの調査が不可能となるこれからのオープン戦を、広島はプラスに変えたようだ。(飯山満)

(※引用元 リアルライブ

関連記事

なぜ?夏フェス参加者に「広島カープのカップホルダー」がバカ売れ!

なぜ?夏フェス参加者に「広島カープのカップホルダー」がバカ売れ!

先週末に新潟県苗場スキー場で開催された「フジロックフェスティバル」。言うまでもなく国内最大級の野外音楽フェスだが、例年の如く私(あひるねこ)は自宅での待機を余儀なくされていた。行きてぇ……! いや、行 …

黒田博樹「球団アドバイザー就任」の裏事情!ホントは1軍ヘッドに…

黒田博樹「球団アドバイザー就任」の裏事情!ホントは1軍ヘッドに…

広島カープ、大リーグのヤンキースでプレーした黒田博樹氏が12月1日、広島と球団アドバイザー契約を結んだ。 新井貴浩監督の熱烈オファーに応える形で契約した黒田氏は「何度も電話をいただき、『お願いします』 …

清原和博VS前田智徳「代理戦争」が東京六大学野球で勃発!明暗は…

清原和博VS前田智徳「代理戦争」が東京六大学野球で勃発!明暗は…

番長と天才の「代理戦争」が、神宮球場で勃発だ。東京六大学野球の新人戦にあたる「フレッシュトーナメント」に清原和博氏の長男・清原正吾内野手(2年)と、前田智徳氏の次男・前田晃宏投手(1年)=いずれも慶應 …