カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

佐々岡監督が真っ先に改革したこと…「痩せた」と噂されるは気苦労?

2020年5月21日

佐々岡監督が真っ先に改革したこと…「痩せた」と噂されるは気苦労?

ユニフォーム着用、チーム全体練習の再開、紅白戦も実施へ。佐々岡カープがいち早く、実戦を意識したスケジュールに組み換えた。これを受けて、「ペナントレース開催も近い」と期待の声も寄せられたが、他球団の動向はちょっと違う。紅白戦の予定など具体的に発表したのは、広島カープだけだ。

「他球団も6月19日の開幕戦を想定し、ギアを上げてきました。今月末には実戦を踏まえた練習もやっていきたいと言っていますが、練習内容は選手任せです」(スポーツ紙記者)

これは5月17日の情報だが、同日午後の野手組の練習で、広島は内野のサインプレーも行っている。投手の牽制球から走者の挟殺、併殺プレーなどを確認していた。

佐々岡真司監督はスタンドに陣取り、選手の一挙手一投足をしっかりと見ていたという。同日午前中の投手陣の練習ではグラウンドに降りて、直接話しかける場面もあった。

「佐々岡監督の性格も影響しているのでしょう。一軍指揮官になって初めて迎えるシーズンですし、心配なんでしょう。昨季はBクラスに低迷したとは言え、広島は大人のチームです。放っておいても開幕戦に合わせてベストコンディションを整えてくると思います」

佐々岡監督の現役時代を知るプロ野球解説者がそう言う。

中日・与田監督、DeNA・ラミレス監督も練習視察をしているが、後方から見守っているだけ。佐々岡監督も口を挟むことはしないが、先輩指揮官たちの方がどっしり構えている感がある。

「佐々岡監督はオープン戦後半から打線も変えています。『もっと得点効率を高める方法があるのでは?』と常に自問自答している感じ。ただ、一人の選手の打順を動かすと、他の選手の打順も変えなければなりません。打順を変えてプラスになる選手もいれば、マイナスになる選手もいます。一度考え出すと、ずっと考えているような…」(ベテラン記者)

キャンプ、オープン戦を通じて、「今年の広島は少し雰囲気が違う」の声は、取材陣の中でも出ていた。前任の緒方孝市監督は厳しく、絶対に妥協を許さないタイプだったので、ピリピリとした緊張感があった。佐々岡監督はまずこの雰囲気を変えた。「意識して変えた」とも聞いている。選手を萎縮させないため、監督自らが選手に声を掛けて回っていた。

「佐々岡監督は指揮官になって少し痩せました。気苦労でしょう」(前出・同)

いち早く実戦モードの練習に突入するのは、佐々岡監督の心配もあってのことのようだ。

広島県は緊急事態宣言が解除されたからだが、21日から一軍練習のファン見学を限定で行うという。人数、期間、マスク着用、広島県在住などの条件もつくが、これが一番の“実戦モード”だろう。広島は優勝候補の一角だ。練習内容、調整法ももう少し選手に任せても良いのでは? 練習見学では、デンと構えた姿を見せ、ファンを安心させてほしいものだ。(飯山満)

(※引用元 リアルライブ

関連記事

エースと4番は移籍…そんなカープを人気球団に変えた『逆転の発想』

エースと4番は移籍…そんなカープを人気球団に変えた『逆転の発想』

球団の資金力=チームの戦力だった時代 日本のプロ野球は1993年に導入されたドラフトの逆指名制度とFA制度によって、チームの戦力が球団の資金力に大きく左右されるようになった。 カネで有力選手に逃げられ …

中村奨成はもう終わったのか…の声を覆せるか?外野手転向で才能開花

中村奨成はもう終わったのか…の声を覆せるか?外野手転向で才能開花

広島・中村奨成が今季初めて一軍昇格を果たし、いきなり4月16日の中日戦で「2番・レフト」としてスタメンに名を連ねた。第3打席で鈴木博志から二塁打を放つなど、1安打2四球(出塁率.750)の活躍で期待に …

カープの歴代監督と最高成績…新井新体制で強い赤ヘル軍団復活なるか

カープの歴代監督と最高成績…新井新体制で強い赤ヘル軍団復活なるか

初代監督は地元広島出身の石本秀一 2022年、広島はシーズン最終盤まで阪神、巨人と熾烈なCS争いを繰り広げたが、最終的には4年連続Bクラスとなる5位に終わった。3年間指揮を執った佐々岡真司監督は退任。 …