カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

黄金期の強さどこに?迫られる「世代交代」、タナキクも他人事では…

2020年8月12日

黄金期の強さどこに?迫られる「世代交代」、タナキクも他人事では…

2016年から3連覇と黄金時代を築いた広島が精彩を欠いている。シーズンの3分の1を終えた現時点で首位・巨人に大きく離されて下位に低迷。スポーツ紙デスクはこう分析する。

「ベンチワークの責任が大きい」

「戦力がいないわけではない。打線は西川龍馬、鈴木誠也という軸がいて今年は堂林翔太が再ブレークした。ベテランの松山竜平、長野久義も今年は状態がいい。ただ強かった時の試合巧者ぶりは見られない。ヒットを重ねても得点が入らない。弱点のリリーフ陣も未だ整備できず苦しんでいる。投手出身の佐々岡真司監督にはその部分を期待されていると思うのですが…ベンチワークの責任が大きいと思います」

苦戦の大きな要因は救援陣であることは間違いない。開幕時に守護神を務めた新外国人・スコットは6試合登板して防御率22.50と全く通用せずに登録抹消。通算115セーブと長年守護神を務めた中崎翔太が本来の状態とは程遠いため、菊池保則を代役で白羽の矢を立てたが痛打を浴びる試合が続いた。

セットアッパー左腕のフランスアを守護神に回したが、救援陣にしわ寄せがきている。6日のヤクルト戦(神宮)では5点差を追いついた直後の7回に薮田和樹が3点を奪われて今季初の同一カード3連勝はならなかった。

優勝争いから離脱なら「若返り」シフトも

気になるのは投手陣だけではない。黄金期を攻守で引っ張ってきた「タナキク」の状態が上がってこない。田中広輔が打率.233、3本塁打、0盗塁、菊池涼介は打率.237、4本塁打、1盗塁とふるわない。菊池は二塁守備の名手で幾度も好守でチームのピンチを救ってきたが、「以前より守備範囲が狭くなった。菊池も田中も30歳を越えて脚力が落ちるのは仕方がない。次世代の選手を育てないと」という声も聞こえる。

新型コロナウイルスの影響で120試合制の今季、セ・リーグはクライマックスシリーズが行われない。ペナントレースの優勝争いから脱落したチームは若返りを図る可能性が十分にある。

ファームには高卒ルーキーで昨年58試合出場した18年ドラフト1位・小園海斗、俊足巧打の18年ドラフト7位・羽月隆太郎ら将来を嘱望される若手が控えている。このまま低空飛行が続けば、実績十分の「タナキク」も決して安泰ではない。

(※引用元 J-CAST

関連記事

打撃タイトル無冠も…落合博満が「理想」と絶賛した天才・前田智徳!

打撃タイトル無冠も…落合博満が「理想」と絶賛した天才・前田智徳!

野武士のようなたたずまいで 史上唯一の三冠王を3度獲得した落合博満も認めた天才打者がいた。元広島の前田智徳だ。 熊本工高で甲子園に3度出場し、その打撃センスが注目される。地元球団のダイエー(現ソフトバ …

続投か、それとも…監督12人の来季/緒方も最終戦後に進退明かすか

続投か、それとも…監督12人の来季/緒方も最終戦後に進退明かすか

プロ野球のペナントレースが残りわずかとなった。セ・パ両リーグの優勝チームが決まり、順位が確定したパ・リーグは、西武、楽天、ロッテの3チームがすでに143試合を終えている。 セ・リーグは3位・広島が20 …

イライラ募るファン「監督の勝負勘なさすぎ」…打率1位も得点ビリ2

イライラ募るファン「監督の勝負勘なさすぎ」…打率1位も得点ビリ2

プロ野球の広島は2021年6月24日、マツダスタジアムでヤクルトと対戦し1-4で敗れた。 広島は先発・高橋昂也(22)が6回3失点と試合を作ったが、打線が援護出来なかった。打線はヤクルト先発・高橋奎二 …