カープに鯉

広島カープへの想いを届ける記事を掲載♪「カープ関連」のLINEスタンプも紹介してますヾ(*≧∀≦)ノ゙

中村批判に首脳陣の責任問う声も…敗戦ムード強めた致命的ミスの背景

2022年6月3日

中村批判に首脳陣の責任問う声も…敗戦ムード強めた致命的ミスの背景

1日に行われ、広島が「1-5」で敗れた日本ハム戦。同戦に出場した広島のプロ5年目・22歳の中村奨成に対する佐々岡真司監督のコメントがネット上で物議を醸している。

この日左翼(1回表~5回表)、捕手(6回表~9回表)と2つの守備位置に入った中村は、打撃では「4打数2安打」とマルチ安打をマーク。一方、守備では「1-3」と2点ビハインドで迎えた9回表2死一、三塁で二盗を阻止しようとしたものの中堅へ抜ける悪送球としてしまい、この間に三走の生還を許す痛恨のミスを犯した。

敗戦ムードをさらに強めるような送球ミスを喫した中村について、佐々岡監督は試合後に「送球をしっかりしとけばねっていうところだと思う。あれだけそれればね」、「できていないというのは頭が痛いところ」とコメント。丁寧に投げていれば二盗阻止で3アウト目が取れていたと苦言を呈した。

佐々岡監督のコメントを受け、ネット上には「確かにあの悪送球での失点は無駄な失点だった」、「二塁の菊池(涼介)がジャンプしながらグラブを出して、それでも触れないほど右に逸れてたからなあ」、「重盗の可能性考えたらそもそも投げなくて良かった気もする」と同調の声が寄せられた。

一方、「自分の起用法が悪いのに中村に責任押し付けるのはかわいそうだ」、「ブランクを考慮せずに守備位置動かしたことが問題だったのでは?」、「一軍じゃほぼ1年捕手守らせてなかったくせに怒るのは理不尽すぎだろ」と、佐々岡監督の起用法に問題があったとする批判も多数見られた。

「中村はプロ入りした2018~2020年までは捕手に専念していましたが、チーム事情もあり2021年から捕手よりも三塁や外野といった別ポジションでの起用が増加。今回試合途中から捕手の守備に就きましたが、二軍では今季3試合(出場19試合中)しかマスクを被っておらず、一軍の試合に関しては2021年6月16日・日本ハム戦以来約1年ぶりでした。久しぶりに巡ってきた捕手としての出場機会でミスを犯し、佐々岡監督が苦言を呈したわけですが、ファンの間では約1年、捕手起用していない中いきなりマスクを被らせた方が悪いとして、中村への同情や首脳陣批判が少なからず挙がっています」(野球ライター)

試合後の報道では「久々だったので余裕もなかったですし、ふがいないプレーもしてしまった」とコメントしたことが伝えられている中村。突然の捕手起用に本人もブランクの影響を感じていたようだ。(柴田雅人)

(※引用元 リアルライブ

関連記事

今季のカープ、優勝のカギを握るのは佐々岡監督の「やさしい性格」!

今季のカープ、優勝のカギを握るのは佐々岡監督の「やさしい性格」!

西山秀二による野球解説動画「ザ・捕手目線」の第2回。広島東洋カープは、今季、佐々岡真司監督が就任して、Bクラスからの逆襲を狙う。新監督と同年齢で、共に低迷期のカープを支えた捕手・西山さんから見ると、新 …

赤松、胃がんを語る「それでも僕が野球を続ける理由」/がんと共に…

赤松、胃がんを語る「それでも僕が野球を続ける理由」/がんと共に…

2016年末にステージ3の胃がんと診断されたプロ野球・広島カープの赤松真人選手(35)。半年間の抗がん剤治療を経てリハビリとトレーニングを重ね、3月に実戦への復帰を果たしました。前例のない「がんサバイ …

異例の長期ロードが…新井カープに「春先の不振はヤバい」と懸念の声

異例の長期ロードが…新井カープに「春先の不振はヤバい」と懸念の声

開幕ダッシュが絶対に必要だというのに…。3月25日のソフトバンクとの一戦を落とし、広島のオープン戦最下位が決定した。2015年以来の屈辱だ。もっとも近年の広島は、リーグ優勝した2017、18年もオープ …