マツダスタジアムで行われる5位・広島カープ対6位・中日ドラゴンズの3連戦は、3ゲーム差の最下位争い。ここでは調子を上げているリードオフマン対決に注目だ。
今季の対戦成績は中日の11勝6敗
広島で鍵を握るのが、野間峻祥。
プロ8年目の今季、5月下旬から1番打者として出場を増やし、今季ここまで64試合に出場して打率.317、11打点。まだ今季ノーアーチで規定打席不足ではあるが、8月3日から6試合連続マルチ安打を記録するなど打撃好調で打率3割超え。リードオフマンとして存在感を見せている。
さらに今季の中日戦は対戦打率.343(35打数12安打)の好相性。前回の中日3連戦(7月29〜31日)では第1戦、第2戦では計1安打のみだったが、31日の第3戦では4安打の固め打ち。それ以来の中日戦で“再爆発”を期待したい。
一方の中日は岡林勇希に期待だ。
高卒3年目の20歳という若き外野手は今季、開幕から出番を与えられた中で攻守にアグレッシブなプレーを披露し、今季ここまで102試合に出場して打率.281、22打点。
こちらもノーアーチではあるが、不動のリードオフマンだった大島洋平が新型コロナ感染で抹消されてからは1番打者として出場している。そして今季の広島戦は対戦打率.365(63打数23安打)の好成績を残している。
前回の広島3連戦(7月29〜31日)では第1戦で3安打猛打賞をマーク。最下位脱出へ向けて力を発揮したい。
両チームの今季の対戦成績は中日の11勝6敗で、中日が現在4連勝中だ。果たして流れは変わるのか。ゲーム差3で迎える今カードの勝負の行方は、「野間vs.岡林」が握っている。
(※引用元 SPREAD)